クラスタから要素を名前でバンドル解除すると、クラスタ要素の順位でクラスタ内のすべての要素にアクセスおよび整列するこができます。名前でクラスタ要素をバンドル解除するには、その要素にラベルがなければなりません。名前でクラスタから要素をバンドル解除した後、VI、関数、および表示器に要素を配線できます。クラスタをバンドル解除するこの方法は、同じデータタイプの要素を含むクラスタから1つの要素にアクセスする必要がある場合に役に立ちます。また、名前を使用しないでクラスタからすべての要素をバンドル解除することができます。

以下の手順に従って、名前でクラスタから要素をバンドル解除します。

  1. ブロックダイアグラムに「名前でバンドル解除」関数を追加します。
  2. 「名前でバンドル解除」関数にクラスタを配線します。クラスタ要素の順位内の最初の要素が要素出力として表示されます。
  3. 以下の方法のいずれかで、個々の要素を関数から選択してください。
    • 要素の名前が表示されるまで関数のサイズを変更します。
    • 要素出力を右クリックし、ショートカットメニューから項目を選択および要素を選択します。
    • 操作ツールを使用して、要素出力をクリックし、ショートカットメニューから要素を選択します。
メモ 「名前でバンドル解除」を使用する場合、関数をダブルクリックし、フルネームを表示を選択することで、ネストされたクラスタの要素に要素名と所有クラスタ名の両方を表示することができます。これはネストされたクラスタの要素名が同様または似ている場合、ブロックダイアグラムでの混乱を回避するのに役に立ちます。