この例では、マウスダウンイベントケースにマウス移動イベントを登録する「イベント登録」関数が含まれています。ユーザがフロントパネルでピクチャ制御器をクリックすると、イベントストラクチャがマウスダウンイベントの処理を実行し、マウスダウンイベントケースのコードがペーンリファレンスのマウス移動イベントの登録を実行します。

使用するオブジェクト

以下のブロックダイアグラムオブジェクトを使用してイベント登録を動的に変更します。

解決方法

実行時に有効なオブジェクトに対してマウス移動イベントを登録するように次のブロックダイアグラムを作成します。

以下のリストには、上の手順についての重要な情報が記載されています。

既存の登録を変更するには、「イベント登録」関数のイベント登録refnum出力を次の「イベント登録」関数の左上の入力に配線します。イベント登録refnum入力に配線すると、関数のサイズが自動変更され、イベント登録refnumを作成した元の「イベント登録」関数で指定したリファレンスと同じタイプのリファレンス上のイベントと同じイベントが表示されます。イベント登録refnum入力が配線されている間は、関数のサイズを手動で変更したり、再構成したりすることはできません。
ペーンリファレンスをマウス移動イベントに配線して登録されているプレースホルダを置換します。ユーザがピクチャ制御器をクリックすると、イベントストラクチャのマウスダウンイベント処理が実行され、マウス移動イベントが登録されます。

イベントを登録するタイミングを指定するイベントケースを作成した後、すべてのイベント登録を解除する前にそのイベント登録を解除します