データベースアクセスを有効にすると、サブVIの入出力は出力として機能し、そのログデータを現在のVIのフロントパネルに返します。

メモ サブVIまたはExpress VIを拡張可能な状態で表示する場合は、そのノードに対するデータベースアクセスを有効にすることはできません。

以下の手順に従って、サブVIを使用してフロントパネルのログデータを回収します。

  1. 関数パレットのVIを選択アイコンまたはテキストをクリックします。
  2. フロントパネルデータをログしたVIに移動し、そのVIをブロックダイアグラムに配置します。
  3. VI を右クリックし、ショートカットメニューからデータベースアクセスを有効にするを選択します。ファイルを保管する棚のような黄色いボックスがVIの周りに表示されます。
  4. レコード番号端子を右クリックし、ショートカットメニューから作成→制御器を選択します。レコード番号を入力するための数値制御器がフロントパネルに追加されます。
  5. 無効レコード番号端子を右クリックし、ショートカットメニューから作成»表示器を選択します。LabVIEWは、レコードが有効であるかどうかを示す丸い形のLEDを作成します。
  6. フロントパネルデータ端子を右クリックし、ショートカットメニューから作成→表示器を選択します。フロントパネルデータを含むクラスタが作成されます。
  7. タイムスタンプ端子を右クリックし、ショートカットメニューから作成»表示器を選択します。タイムスタンプ値を含むクラスタが作成されます。
  8. VIを実行します。フロントパネルクラスタとタイムスタンプクラスタは、その入力に配線されているレコード番号に従って、現在のVIのフロントパネルにデータを返します。また、指定されたレコード番号が無効であるかどうかを示すブール値を返します。

負のレコード番号を使用すると、最後にログされたレコードに関連するレコードにアクセスできます。–1は最後のレコード、–2は最後から2番目のレコードなど、最初のレコードを示す-nまで以下同様に続きます。-nn -1の範囲外の数値をレコード番号端子に接続すると、無効レコード番号出力はTRUEになり、サブVIはデータを回収しません。

以下の手順に従って、特定の入出力の値を回収します。

  1. 関数パレットのVIを選択アイコンまたはテキストをクリックします。
  2. フロントパネルデータをログしたVIに移動し、そのVIをブロックダイアグラムに配置します。
  3. VI を右クリックし、ショートカットメニューからデータベースアクセスを有効にするを選択します。ファイルを保管する棚のような黄色いボックスがVIの周りに表示されます。
  4. レコード番号端子を右クリックし、ショートカットメニューから作成»制御器を選択します。レコード番号を入力するための数値制御器がフロントパネルに追加されます。
  5. 表示器を作成してフロントパネルデータおよびタイムスタンプデータを回収する代わりに、直接サブVI上の端子に配線して、表示器を作成します。
  6. VIを実行します。VIは、配線した端子に従ってVIフロントパネルにデータを返します。

データベースアクセスを無効にするには、サブVIを右クリックして、ショートカットメニューからデータベースアクセスを無効を選択します。