配列内で要素、行、列、またはページを置換することができます。配列に次元がいくつあるかによって置換が可能なものが異なります。たとえば、2次元以上の次元の配列では、行あるいは列を1D配列と置換することができます。3次元以上の次元の配列ではページを2D配列と置換することができます。

以下の手順に従って、配列内の要素、行、列、またはページを置換します。

  1. ブロックダイアグラムに「部分配列置換」関数を追加します。
  2. 「部分配列置換」関数のn-次元配列入力に配列を配線します。配列の次元は何次元でもかまいません。関数は配列の次元に基づいて自動的にサイズ変更します。
  3. 以下の表を参照して、行おうとしている操作に必要な手順を実行します。
メモ 指標入力は、どの要素、行、列、またはページから置換を開始するかを指定します。0は最初を意味します。新規要素/部分配列入力は、要素と置換する値、または行、列、あるいはページと置換する配列を指定します。
n次元配列に配線された配列 置換するもの 実行の手順
1D配列 要素 0～nの値を指標に配線します。新規要素/部分配列に数値を配線します。
2D配列 行 0～nの値を指標 (行) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。
列 0～nの値を指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。
要素 0～nの値を指標 (行) に配線します。0～nの値を指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に数値を配線します。
3～n次元配列 ページ 0～n指標 (ページ) に配線します。新規要素/部分配列に2D配列を配線します。
行 0～n指標 (ページ) に配線します。0～nの値を指標 (行) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。
列 0～n指標 (ページ) に配線します。0～nの値を指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に1D配列を配線します。
要素 0～n指標 (ページ) に配線します。0～nの値を指標 (行) に配線します。0～nの値を指標 (列) に配線します。新規要素/部分配列に数値を配線します。
  1. 配列内で他の要素、行、列、またはページを置換するには、「部分配列置換」関数をサイズ変更し、前述の手順2および3を繰り返します。
  2. VIを実行します。