親トピック: Webサービスをパブリッシュする

スタンドアロンアプリケーションを介してNI WebサーバまたはアプリケーションWebサーバにWebサービスをパブリッシュできます。アプリケーションが実行を開始/停止すると、Webサービスが実行を開始/停止します。

メモ このトピックの概念の詳細については、Webサービスの概要およびチュートリアルを参照してください。LabVIEW Webサービスは、LabVIEW開発システムおよびLabVIEWプロフェッショナル開発システムでのみ使用可能です。

スタンドアロンアプリケーションを介してWebサービスをパブリッシュするには、以下の手順を実行します。

  1. アプリケーションにWebサービスを含めます。
    1. (Windows) プロジェクトエクスプローラウィンドウでビルド仕様を右クリックて新規アプリケーションを選択すると、アプリケーションプロパティダイアログボックスが表示されます。(Real-Time) プロジェクトエクスプローラビルド仕様を右クリックて新規リアルタイムアプリケーションを選択すると、リアルタイムアプリケーションプロパティダイアログボックスが表示されます。
    2. Webサービスページで、含めたいWebサービスのチェックボックスをオンにします。
    3. WebサービスをホストするWebサーバを選択します。各Webサーバの詳細については、Webサービスをホストするを参照してください。
      メモ (Real-Time) NI WebサーバはRTターゲットをサポートしていないため、RTターゲットでのWebサービスのホストに使用できるのはアプリケーションWebサーバのみです。
    4. (オプション) 手順cでアプリケーションWebサーバを選択した場合、Webサービスの要求を受け入れるために使用するポートを構成します。固有のポートを使用するには、同時に実行する各アプリケーションを構成することが必要です。クライアントがHTTPSプロトコルを使用してWebサービスを呼び出すことを許可する場合は、SSLを有効にするチェックボックスをオンにして、他の項目を設定します。
  2. Webサービスを含むアプリケーションを作成します。
    1. ビルドをクリックするとビルドステータス ダイアログボックスが表示されます。
    2. LabVIEWがパッケージの作成を完了したら、エクスプローラをクリックして、LabVIEWがアプリケーションファイルを保存する出力先ディレクトリを開きます。
  3. ターゲットデバイスでアプリケーションを実行して、デバイス上でWebサービスが実行を開始するようにします。
    1. (Windows) 出力先ディレクトリにある実行可能ファイルをダブルクリックして実行します。(Real-Time) プロジェクトエクスプローラビルド仕様で作成するアプリケーションを右クリックし、スタートアップとして実行をクリックします。アプリケーションは、ターゲットデバイス上のWebサーバにWebサービスをパブリッシュします。
      メモ WebサービスをNI Webサーバにパブリッシュするには、管理者権限が必要です。
    2. LabVIEWプロジェクトを閉じます。パブリッシュされたWebサービスはLabVIEWランタイムで実行され、LabVIEW開発システムに依存しません。