パート3: ショートカットメニューのプラグインを実行する
- 更新日2025-08-27
- 4分で読める
VIスクリプトを使用して、ショートカットメニューからカスタム項目を選択したときにLabVIEW が行う動作を定義します。
メモ ユーティリティVI (labview\resource\plugins\PopupMenus\Create Shortcut Menu Plug-In From Template.vi) を実行して、ショートカットメニュープラグインを作成する必要のあるファイルを生成します。
- ユーティリティVIが生成するプラグイン実行VI (Execute x .vi (x はプラグインの名前)) を開きます。
- ブロックダイアグラムでVIスクリプトを使用して、プラグインが影響するオブジェクトの動作を編集します。プロパティノードまたはインボークノードを追加して、VIサーバリファレンスを使用するオブジェクトのプロパティおよびメソッドにアクセスして編集を行います。
- (オプション) オブジェクトの動作を編集する必要がある場合は、ショートカットメニュープラグインのLLBに追加のVIを加えます。

メモ 名前の競合を避けるために、追加するVIおよびサブVIのファイル名の前にプラグイン名を付ける、またはプロジェクトライブラリを使用することを推奨します。たとえば、サブVIをx _ subVI .viと命名する、またはプロジェクトライブラリ (x .lvlib (xはプラグインの名前)) で追加するVIとサブVIを保存します。 - ファイル»保存を選択して変更を保存します。LabVIEWを再起動して変更を反映します。

ヒント LabVIEWを再起動せずにプラグインを再ロードするには、空のVIを作成してブロックダイアグラムにインボークノードを追加し、そのインボークノードをメニュー: 更新メソッドに構成してVIを実行します。このメソッドは、プラグインのインストーラを書く場合にも役に立ちます。このメソッドは、インストールプロセスの一部として実行することができます。プラグインの配布にJKI VI Package Manager (VIPM) ソフトウェアを使用する場合、ポストインストールVIにメニュー: 更新メソッドを追加します。
LabVIEWがショートカットメニュープラグインを実行する際に処理を保護する
プラグイン実行VIを実行するときにVIスクリプト操作を保護するために、LabVIEWは「ビジー設定」VIを呼び出してマウスを無効にします。プラグイン実行VIを実行した後で、LabVIEWは「ビジー設定解除」VIを呼び出してマウスを有効にします。
ビルドVI (x.vi (x はプラグインの名前)) の処理制御?を使用して、取り消し可能な処理でスクリプト操作を自動的に終了するようLabVIEWに指示することができます。または、ビルドVIで処理を制御しないようにLabVIEWに指示して、処理をプラグイン実行VIで管理することもできます。LabVIEWが自動的に処理を作成する場合、プラグイン実行VIが正常に実行しなかった場合にTRUEを返すよう、このVIの処理を失敗させる?出力を構成します。