プロット凡例を使用してミックスドシグナルグラフのプロットをカスタマイズする
- 更新日2025-08-27
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デジタルデータプロットをカスタマイズする
各ラインまたはバスをカスタマイズすることで、ミックスドシグナルグラフ上の数字とデジタルラインがどのように表示されるかを指定することができます。グラフ上のデジタルラインまたはバスをカスタマイズするには、プロット凡例のラインまたはバスのグリフを右クリックして、ショートカットメニューから以下のオプションを選択します。
- プロット表示―グラフまたはチャートにプロットを表示するかどうかを設定します。
- 色―プロットの色を選択できるようにカラーパレットを表示します。
- ラベル形式―バス内の数字の形式を設定します。数字は、16進数、10進数、8進数、バイナリ、または固定小数点で表示することができます。なしを選択すると、ラインまたはバスから数字が削除されます。また、固定小数点を構成を選択すると、固定小数点を構成ダイアログボックスが表示され、固定小数点ラベル形式オプションを構成することができます。
メモ プロットラベルは、デジタルグラフプロットに十分なスペースがある場合にのみ表示されます。
- 遷移タイプ―LabVIEWがプロットで変化する値をどのように区別するかを設定します。この設定は2ビット以上のプロットにのみ影響を及ぼします。直角エッジまたは傾斜エッジを選択できます。直角エッジを使用して、単純な状態の変化を表示します。状態間でジッタまたは整定時間を強調するには、傾斜エッジを使用します。
- 遷移位置―HIGHからLOWへの遷移を前回の点、2点間、またはx軸上の新規の点で表示するかどうかを設定します。デフォルトでは、X軸上の新規のポイントでHIGHからLOWへの遷移が表示されます。
- ラインスタイル―LabVIEWがプロットで細線と太線のどちらを使用して、特定のプロットラインをオフセットするかを設定します。最左側のオプションを選択して、デフォルトの線の太さを使用します。
- Xスケール―X軸に表示する変数を設定します。
- Yスケール―Y軸に表示する変数を設定します。
また、プロットプロパティを使用すると、プロット領域にデジタルデータプロットを表示する方法をプログラム的にカスタマイズすることができます。
関連情報 プロットプロパティ 固定小数点を構成ダイアログボックス ミックスドシグナルグラフにプロット領域を追加する ミックスドシグナルグラフに複数のデータタイプを表示する プロット凡例を使用してデジタル波形プロットをカスタマイズする
アナログデータプロットをカスタマイズする
各プロットをカスタマイズすることで、ミックスドシグナルグラフ上の数字とアナログプロットがどのように表示されるかを指定することができます。ミックスドシグナルグラフのアナログプロットをカスタマイズするには、プロット凡例のグリフを右クリックして、ショートカットメニューから以下のオプションの1つを選択します。
- プロット表示―グラフまたはチャートにプロットを表示するかどうかを設定します。
- 一般プロット―プロットタイプを設定します。ライン、スキャッタ、ラインと記号、塗りつぶし、コンボ、または棒プロットを選択できます。
- 色―プロットの色を選択できるようにカラーパレットを表示します。
- ラインスタイル―選択したプロットラインのラインスタイルを設定します。ラインスタイルは、実線と破線を選択できます。
- 線の太さ―選択したプロットラインの太さを設定します。
- アンチエイリアス―アンチエイリアスを使用するかどうかを指定します。ラインプロットを滑らかにするには、これをオンにします。アンチエイリアスは計算量を増加させるので、パフォーマンスが低下する場合があります。
- 棒プロット―棒プロットを表示するかどうか、およびその形式を指定します。
- ベースラインを塗りつぶし―プロットと同じ色でプロットの下の空白スペースを塗りつぶすためのオプションを指定します。グラフまたはチャートに複数のプロットがある場合、ショートカットメニューの一番下で2つ目のプロットを選択すると、2つのプロットの間を塗りつぶすこともできます。
- 補間―データポイントのみをプロットするなど、データポイントの補間オプションを設定します。
- ポイントスタイル―—選択したプロットラインのデータポイントのポイントスタイルを設定します。
| メモ データポイントのサイズを変更するには、ショートカットメニューの線の太さオプションを使用してプロットの線の太さを変更する必要があります。 |
- Xスケール―X軸に表示する変数を設定します。
- Yスケール―Y軸に表示する変数を設定します。
また、プロットプロパティを使用すると、プロット領域にアナログデータプロットを表示する方法をプログラム的にカスタマイズすることができます。
関連情報 プロットプロパティ ミックスドシグナルグラフにプロット領域を追加する ミックスドシグナルグラフに複数のデータタイプを表示する プロット凡例を使用してアナログプロットをカスタマイズする