一括コンパイルダイアログボックスのステータスタブには、次のような一括コンパイルに関する一般的なメッセージが1つまたは複数表示されることがあります。

メモ 次の表に記載されていないメッセージが表示された場合は、記載されたVIを開いてください。VIにエラーがある場合は、一括コンパイルを再度行う前に、そのエラーを修正してください。
メッセージ 説明
### Bad VI: "VIファイル名" Path="VIへのパス" 指定されたVIは実行可能でないため、LabVIEWで一括コンパイルできません。VIを開いて、エラーをチェックします。
Failed to load (VIへのパス) 指定されたディレクトリにVIがなかったか、VIがメモリにないためディレクトリを検索できませんでした。指定されたVIが破損されていないか、あるいはエラーが発生していないか確認します。
Search failed to find "VIファイル名" previously from "VIへのパス" 指定されたディレクトリからVIを検出できなかった、あるいは指定された場所でディレクトリを検索できませんでした。指定された項目を検索ディレクトリまたは予測される場所に移動します。
Could not load (VIへのパス) because (VIへのパス) in memory VIは指定されたディレクトリからで検出されましたが、同じ名前のVIがすでにメモリにロードされているため、ロードできません。2つの項目を比較し、正しいバージョンが呼び出しVIになっていることを確認します。
The (VIファイル名) expected to be at "VIへのパス" was loaded from "VIへのパス" 呼び出しVIで指定されたパスでVIが検出されなかったため、検索ディレクトリから同じ名前の項目をロードしました。VIが正しい呼び出し元とディレクトリパスを指定しており、ロードされたVIが呼び出しにより指定されたVIと同じであることを確認してください。VIが同じでない場合は、呼び出しVIに正しいサブVIを追加します。
The project at (プロジェクトへのパス) could not be compiled because it is already open.Close the project, then try compiling again. プロジェクトがすでに開かれているためコンパイルできません。コンパイルを実行する前にプロジェクトを閉じます。
Skipping project already in memory: (プロジェクトへのパス) すでにメモリにロードされているパスにあるVIが検出されました。このため、このVIは一括コンパイルされません。
CompileFile: error 番号 at VIパス このエラーで返されるエラーコードを検索すると、詳細が分かります。
CompileFile: skipping (VIパス) 次の理由によりVIをコンパイルできません。VIがテンプレートである、またはVIにテンプレート制御器が使用されています。パスにあるファイルのタイプが、パスの拡張子に対応するものと異なります。LabVIEWが検出できないVIや破損しているVIもコンパイルできません。
CompileFile: user cancelled at (VIへのパス) VIのロードがキャンセルされたため、VIがコンパイルされませんでした。