ボタン、スイッチ、LEDライトなどのオブジェクトにブール (TRUE/FALSE) 値を入力および表示するには、ブールサブパレットにあるブール制御器および表示器を使用します。

LabVIEWの制御器パレットにあるブール制御器および表示器の一般的なユースケースを次に示します。

メモ 使用できるブール制御器および表示器は、選択したサブパレットのスタイルにより異なる場合があります。
  • ボタン—ボタンを押すことにより、コマンドを選択する制御器として使用します。
  • ロッカトグルスイッチ—制御器として使用します。オブジェクトを1つの位置から別の位置へロック、トグル、または切り替えてコマンドを選択します。
  • LED—表示器として使用します。条件が満たされたことを表示します。LabVIEWは、条件が満たされているかどうかに応じてライトを付けたり、消したりします。
  • ラジオボタン—制御器として使用します。選択肢のリストからコマンドを選択します。
  • チェックボックス—制御器として使用します。1つのオプションのみが可能な場合など、TRUEまたはFALSEの状態を選択します。
  • 3ステートチェックボックス—(システムパレットのみ) 制御器として使用します。複数のオブジェクトのプロパティを同時に設定する場合 (一部がTRUEとFALSEの場合) など、TRUE、FALSE、またはMIXED状態を選択します。
  • ブール制御器の機械的動作

    LabVIEWでは、ブール制御器の構成可能な機械的動作を使用して、オシロスコープやマルチメータなどの実際の計測器の動作に似たフロントパネルを作成します。

    機械的動作には、スイッチラッチの2つの一般的なカテゴリがあります。スイッチ動作とラッチ動作は、どちらもブール制御器の値を変更するという点で似ています。動作の違いは、制御器の値がどのように以前の値に戻るかです。

  • スイッチ動作—ユーザのみが制御器の値を前の値に戻すことができます。
  • ラッチ動作—制御器を読み取るVIが制御器の値を以前の値に戻すことを許可します。ユーザも制御器の値を以前の値に戻せますが、戻せるのはVIが制御器を読み取る前のみです。
    メモ ラッチ動作はローカル変数と使用できません。イベントストラクチャで使用されるラッチ動作は、通常、端子が値変更イベントフレーム内に配置されます。
  • ブール制御器の機械的動作を定義するには、制御器を右クリックして機械的動作メニューから動作を選択します。表 3. ブール制御器の機械的動作は、3種類のスイッチ動作とラッチ動作の詳細を説明します。

    表 3. ブール制御器の機械的動作
    動作 使用目的
    押されたらスイッチ
    • 制御器をクリックするとすぐに現在の値を変更します。
    • 制御器を再度クリックするまで、新しい値を保持します。
    ライトスイッチ: 制御器を切り替えるとすぐにライトが点灯します。制御器を再度切り替えるまで、光はその状態を維持します。
    放されたらスイッチ
    • マウスボタンを放したときに現在の値を変更します。
    • 制御器を再度クリックするまで、新しい値を保持します。
    チェックボックス: チェックボックスの値は、マウスボタンを放した後にのみ変更されます。これにより、マウスボタンを放す前にカーソルをチェックボックスから離してクリックした後の選択を見直すことができます。
    放されるまでスイッチ
    • マウスボタンを押したままクリックした場合のみ、現在の値を変更します。
    • マウスボタンを放すと元の値に戻ります。
    呼び鈴:ボタンを押すとすぐにベルが鳴ります。ボタンを放すまでベルが鳴り続けます。
    押されたらラッチ
    • 制御器をクリックするとすぐに現在の値を変更します。
    • VIが制御器を読み取った後、前の値に戻します。
    緊急停止ボタン: ボタンを押すとすぐにシステムが停止します。ボタンは、システムが値の変化を読み取るとすぐにリセットされ、再度押せるようになります。
    放されたらラッチ
    • マウスボタンを放したときに現在の値を変更します。
    • VIが制御器を読み取った後、前の値に戻します。
    閉じるボタン: ボタンは、マウスボタンを放し、アプリケーションが値の変更を読み取るとプログラムを閉じます。これにより、クリック後にマウスボタンを放す前にカーソルをボタンから離すことで、選択を見直すことができます。
    放されるまでラッチ
    • マウスボタンを押したままクリックした場合のみ、現在の値を変更します。
    • マウスボタンが放されたとき、VIが制御器を読み取った後で、値は前の値に戻ります。
    ロボット動作制御器―動作制御器は、制御器が押されている間だけ、ロボットに動作を命じます。制御器が放されて、ロボットのシステムが制御器を読み取ると、ロボットは前の状態 (動作なし) に戻ります。
    メモ (FPGAモジュール) FPGAターゲットでは、押されたらスイッチ放されたらスイッチ、または放されるまでスイッチを制御器として使用し、ホストVIからFPGAターゲットに新しい値が書き込まれたら現在の値を変更し、ホストVIからまた新しい値が書き込まれるまでその値を維持します。ホストVIからFPGAターゲットに新しい値が書き込まれると現在の値を変更し、FPGAターゲットが新しい値を読み取ったら前の値に戻す場合は、押されたらラッチ放されたらラッチ、または放されるまでラッチを制御器として使用します。