LabVIEW PID and Fuzzy Logic Toolkit API Reference

非ファジー化方法

  • 更新日2023-02-21
  • 2分で読める

非ファジー化とは、言語要素内の出力言語変数のメンバーシップの度合いをクリスプ数値に変換するプロセスです。以下のルールを検討します。

(1) IF 自動車の位置 x is 中央
(メンバーシップの度合い = 0.8)
AND(最小) 自動車の方向β is 左上
(メンバーシップの度合い = 1.0) = 0.8
THEN ステアリング角度φ is 負に小さく
(2) IF 自動車の位置 x is 右中央
(メンバーシップの度合い = 0.1)
AND(最小) 自動車の方向β is 左上
(メンバーシップの度合い = 1.0) = 0.1
THEN ステアリング角度φ is 負に中程度

これらの2つのルールは、ステアリング角度φ出力言語変数に以下の2つの非ゼロ値を指定します。

負に中程度
負に小さく
の度合いは
の度合いは
 0.1
 0.8
メモ   ファジーコントローラは、非ファジー化を実行する前に出力言語要素のメンバーシップ関数をスケールするために、含意演算方法を使用します。

ファジーコントローラは、領域の中心(CoA)修正された領域の中心(mCoA)合計の中心(CoS)最大の中心(CoM)、または最大の平均(MoM)のうちいずれかの数学的な方法を使用して非ファジー化を実行します。非ファジー化方法の選択は、ファジーコントローラで計算したい設計の状況(コンテキスト)に依存します。

関連情報

領域の中心(CoA)

修正された領域の中心(mCoA)

最大の中心(CoM)

最大の平均(MoM)

合計の中心(CoS)

非ファジー化方法を選択する

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