シンセシスファイルをIP統合ノードに追加した後、LabVIEWはそのファイルにシミュレーション動作を割り当てます。この動作の受け入れ、変更、またはシミュレーションからのファイルの除外を行うことができます。以下の表には、使用可能なシンセシスファイルのタイプ、各タイプに自動的に割り当てられるシミュレーション動作、Virtex-II FPGAのシミュレーションで使用する特定のタイプのファイルをエクスポートする際の注意事項が記載されています。

メモ シミュレーション用のFPGA VIをエクスポートしない場合でも、各シンセシスファイルのシミュレーション動作を定義する必要があります。
シンセシスファイルのタイプ 割り当てられるシミュレーション動作 メモ Virtex-II FPGAのシミュレーションに関する注意事項
ネットリストファイル ユーザ定義 LabVIEWはユーザが定義するシミュレーションモデルを使用します。シミュレーション動作を設定ダイアログボックスを起動するために、シミュレーション動作を設定ボタンをクリックする必要があります。このダイアログボックスで、ファイルを追加ファイルを削除、およびトップに設定ボタンを使用して、.vhdファイルをシミュレーションモデルに追加します。これらのファイルは、ネットリストファイルを提供した同じソースから入手することができます。ネットリストファイル名がネットリストコンポーネント名と同じであることを確認します。これらの名前が異なる場合、IP統合ノードプロパティウィザードのジェネリックおよびサポートファイル生成ページにXilinxエラーが表示され、IP統合ノードの構成に失敗します。 BSCANコンポーネントなどの、Virtex-II FPGAに特有のコンポーネントがIPに含まれる場合、シミュレーション用のIPをエクスポートすることはできません。
Xilinx IP構成ファイル シンセシスと同じ LabVIEWは、Xilinx IPジェネレータが提供する.vhdシミュレーションモデルを使用します。 Virtex-II FPGAとのシミュレーション用にXilinx IP構成ファイルをエクスポートすることはできません。
.coe シンセシスと同じ 該当なし。 該当なし。
.vhdとその他のファイル シンセシスと同じ LabVIEWは、シミュレーションでも.vhdシンセシスファイルを使用します。

.vhdファイルのみ。Virtex-II FPGAに特有のコンポーネントをIPがインスタンス化する場合、NIはシミュレーションの確度を保証しません。