IP統合ノードを構成して使用する際に、LabVIEWはディスクに複数のサポートファイルを生成します。IP統合ノードを含むVIを持つこれらのファイルを保持する必要があります。

このノードが含まれるVIをディスク上の別のフォルダまたは別のコンピュータに移動するか、またはソース管理を使用してVIをチェックアウトする場合、これらのファイルもVIと共に移動する必要があります。それ以外の場合は、サポートファイルを新しいコンピュータで再生成する必要があります。

メモ ソースファイルやサポートファイルなど、ファイルの移動を準備する際に、IP統合ノードがあるVIを含むディレクトリ構造を保持する必要があります。

VIを他のコンピュータに移動する時、VIと一緒に以下のファイルも移動してください。

  • 生成された以下のファイルを含む名前とソースページで指定するシンセシスファイル
    • (Xilinx IP構成ファイルがIPに含まれる場合) xco_filename\XcoGeneratedFilesディレクトリ (Xilinx ISE) またはxci_filename\XciGeneratedFilesディレクトリ (Xilinx Vivado) 内の任意のファイルxco_filename\XcoGeneratedFilesディレクトリ (Xilinx ISE) は、.xcoファイル自体と同じディレクトリにあり、xci_filename\XciGeneratedFilesディレクトリ (Xilinx Vivado) は、.xciファイル自体と同じディレクトリにあります。
    • (.ngcファイルがIPに含まれる場合) ngc_filename\NgcGeneratedFiles\(Vivado/ISE)ディレクトリのすべてのファイル。ngc_filename\NgcGeneratedFiles\(Vivado/ISE)ディレクトリは、.ngcファイル自身と同じディレクトリにあります。
    • (.edifファイルがIPに含まれる場合) edif_filename\EdifGeneratedFiles\(Vivado/ISE)ディレクトリのすべてのファイル。edif_filename\EdifGeneratedFiles\(Vivado/ISE)ディレクトリは、.edifファイル自身と同じディレクトリにあります。
  • シミュレーション動作を設定ダイアログボックスで指定するすべてのシミュレーションファイル。
  • IP_name\SimFilesディレクトリにある、生成されたすべてのシミュレーションファイル。IP_nameディレクトリは、トップレベルシンセシスファイルと同じディレクトリにあります。構成ダイアログボックスの名前とソースページでIP名テキストボックスを使用して、IP名を定義します。
    メモ 複数のIP統合ノードに対して同じIP名を使用しないでください。複数のIP統合ノードに対して同じ名前を使用し、シミュレーションモデルを生成すると、別のノードのシミュレーションファイルの上書きを防止するための警告が表示されます。