Virtex-5などのいくつかのFPGAターゲットシリーズでは、FPGA VIをコンパイルしなくてもFPGA VIが使用するリソース量を見積もることができます。FPGA VIが使用するスライス、LUT、フリップフロップの数を見積もるために、Xilinxツールが使用されます。コンパイルの前にリソース使用量を見積もることで、コンパイルが完了するまでの時間 (数分から数時間) を待機せずにFPGAにユーザのFPGA設計がおさまるかどうかを判断することができます。

メモ このリソースの見積もりでは、Xilinxオプションページで指定するオプションを考慮に入れていません。

以下の手順に従って、FPGAアプリケーションでのFPGAリソース使用量を見積もります。

  1. FPGAビルド仕様を右クリックし、ショートカットメニューからリソース使用量を見積もるを選択して、リソースの見積もりプロセスを開始します。リソース使用量を見積もるメニュー項目が選択不可である場合、この機能はターゲットでサポートされていません。
  2. コンパイルステータスウィンドウでプロセスのステータスを監視します。
  3. レポートの準備ができたら、レポートプルダウンメニューから予想デバイス使用状況 (シンセシス前) を選択して、レポートを表示します。