FPGAターゲットで実行する際、FPGA VIでプローブやその他の従来のLabVIEWのデバッグ方法は使用できません。その代わり、FPGA VIのブロックダイアグラムで表示器を使用できます。ブロックダイアグラムで、VIの機能を確認するためにデータを表示する場所に表示器を配置します。観察する信号が、ホストコンピュータ‐ターゲット間の通信速度に対して変更速度が遅い場合、この方法を使用できます。

ヒント 制御器を使用してFPGA VIの実行動作を変更することで、さらに高度なデバッグを実行することもできます。

既存のFPGA VIでプローブのように表示器を使用するには、以下の手順に従ってください。

  1. 新規VIを作成するか、FPGA I/O項目が含まれ、FPGAターゲットの下にある既存のVIを開きます。
  2. 監視するワイヤをを右クリックし、ショートカットメニューから作成→表示器を選択します。
  3. 監視する各ワイヤに対して、手順2を繰り返します。
  4. VIをコンパイルします。

これで、対話式フロントパネル通信またはプログラムFPGAインタフェース通信を使用してFPGA VIを実行し、FPGA VIのデータを表示および確認できます。