イベントメッセンジャーチャンネルの複数のイベント登録refnumを読み取り、それらのrefnumを1つまたは複数のイベントストラクチャに渡します。

ブロックダイアグラムにこのエンドポイントを置くには、イベントメッセンジャーチャンネル端子またはワイヤを右クリックし、作成»チャンネル読み取り»イベントメッセンジャー»複数のイベント登録を読み取るを選択します。


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入力/出力

  • cqueuern.png チャンネル

    チャンネルは、このエンドポイントを書き込みエンドポイントに接続するチャンネルワイヤです。

  • cu16.png イベントストラクチャの数

    イベントストラクチャの数は、このエンドポイントからイベント登録情報を読み取るイベントストラクチャの数を指定します。イベントストラクチャの数はこのエンドポイントから読み取るイベントストラクチャの数と一致する必要があります。

  • i1deventregrn.png イベント登録refnum

    イベント登録refnumは、イベントメッセンジャーチャンネルのイベント登録refnumの配列を返します。

    配列内の要素数は、イベントストラクチャの数と同じです。配列内の各refnumは、このエンドポイントから読み取る1つの特定のイベントストラクチャに対する固有のrefnumであり、各イベントストラクチャは、チャンネルからのすべてのイベントでトリガします。

  • 他のチャンネルテンプレートの読み取りエンドポイントとは異なり、この読み取りエンドポイントはWhileループの外に配置する必要があり、一度しか実行できません。

    イベント処理には、可能な限りイベントストラクチャを使用します。単一のイベントストラクチャの複数のイベント登録refnumを組み合わせるには、「配列連結追加」または「バンドル」を使用します。

    複数のイベントストラクチャでこのエンドポイントからのイベント登録refnumを読み取るようにするには、「指標配列」関数を使用してイベント登録refnumを指標付けし、各イベントストラクチャのダイナミックイベント端子にそれぞれrefnumを配線する必要があります。これにより、各イベントストラクチャはチャンネルからイベントのコピーを受信できるようになります。

    イベント登録refunumは、複数のイベントストラクチャに分岐しないでください。そのような操作を行うと未定義の動作が起こり、アプリケーションで競合状態やデッドロック状態が発生する可能性があります。

    関連情報

    書き込み

    LabVIEWでイベントを使用する際の注意とアドバイス

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Channels\Event Messenger\Channel - Event Messenger.lvproj