複数の配列を連結、またはn次元配列に要素を追加します。

部分配列置換」関数を使用して既存の配列を変更します。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cdbl.png 要素

    配列または要素は、任意のn次元配列またはスカラ要素です。

    すべての入力は、要素と1次元配列、または、n次元配列と(n-1)次元配列でなければなりません。すべての入力は同じベースタイプである必要があります。

  • i1duvoid.png 付加配列

    付加配列は結果の配列です。

  • 関数をブロックダイアグラムに配置する場合、使用可能な入力は1つしかありません。ノードに入力を追加するには、入力を右クリックしてショートカットメニューから入力を追加を選択するか、ノードのサイズを変更します。

    異なるクラスの制御器リファレンスをこの関数に配線する場合、この関数は継承階層で最も低い共通のクラスリファレンスのより一般的なクラスに型変換します。この関数は次にそのクラスと付加配列を返します。

    「配列連結追加」関数は、ショートカットメニューから入力を連結を選択するかどうかによって、2つのモードのいずれかで動作します。入力を連結を選択すると、関数はすべての入力を順に追加して、配線された配列入力と同じ次元の出力配列を形成します。

    入力を連結を選択しない場合、関数は入力の次元より1次元高い出力配列を作成します。たとえば、1D配列入力を「配列連結追加」関数に配線すると、1D配列が空の場合でも出力は2D配列になります。入力はすべて同じ次元である必要があります。関数は各入力を順に追加して、出力配列の部分配列、要素、行、またはページを形成します。必要に応じて、入力は最も長い入力のサイズに一致するようにパッドされます。

    たとえば、2つの1D配列の{1, 2}と{3, 4, 5}を「配列連結追加」に配線して、ショートカットメニューから入力を連結を選択すると、出力は1D配列の{1, 2, 3, 4, 5}となります。同じ2つの配列を「配列連結追加」に配線し、ショートカットメニューから入力を連結を選択しない場合、出力は最初の入力が2番目の入力の長さに一致するようにパッドされる{{1, 2, 0}, {3, 4, 5}}を含む2D配列となります。

    入力がすべて同じ次元の配列の場合、関数を右クリックして横に表示されているチェックマークをオフにして、入力を連結ショートカットメニューを選択します。入力の次元が異なる場合、入力を連結は自動的に選択され、選択は解除できません。すべての入力がスカラ要素の場合、入力を連結は自動的に選択解除され、選択できません。出力は、順に整列された要素を含む1D配列になります。

    ショートカットメニューから入力を連結を選択すると、「配列連結追加」アイコンのグリフが2つの入力タイプを区別できるように変化します。出力と同じ次元の入力には配列グリフが表示されますが、出力より1次元低い入力には要素グリフが表示されます。

    FPGAモジュールの詳細

    以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。

    メモ 以下の詳細は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンごとに変更される場合があります。
    シングルサイクルタイミングループ サポートあり
    Usage LabVIEW FPGAモジュールは、コンパイル時に固定サイズに決定される1次元配列のみをサポートしています。LabVIEWが配列のサイズを固定サイズに決定できない場合は、配列を手動で固定サイズに構成する必要があります。
    タイミング この関数は、内部レジスタを持たないため実行クロックサイクルは必要ありません。
    リソース この関数は単なる配線操作であるため、FPGAリソースを必要としません。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Arrays\Build Array.vi