GPIBコマンドバイトを送信します。

通常、GPIB操作に「コマンド送信」を使用する必要はありません。この関数は、他の関数では提供されない特殊なコマンドシーケンスをGPIBを介して送信する必要がある場合に使用します。

タイムアウトおよびアドレスデフォルトの詳細は、「GPIB関数デフォルト」関数を参照してください。

使用可能なコマンドの詳細については、GPIBマルチラインインタフェースメッセージを参照してください。


icon

入力/出力

  • ci32.png バス

    バスはGPIBのバス番号を参照します。コンピュータにGPIBインタフェースが1つしかない場合、デフォルトのバス番号は0です。

    追加のGPIBインタフェースの詳細については、GPIBコントローラに付属のソフトウェアのインストール手順の章を参照してください。
  • cstr.png コマンド文字列

    コマンド文字列には、GPIBで送信するコマンドバイトが含まれます。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • i1dbool.png ステータス

    ステータスは、各ビットがGPIBコントローラの状態を表すブール配列です。

    エラーが発生すると、関数はビット15を設定します。GPIBエラーは、ステータスのビット15が設定されている場合のみ有効です。

    次の表は、ステータスの各ビットの数値および記号の状態を示します。この表には各ビットの説明も掲載されています。

    ステータスビット数値ステータス記号説明
    01DCASデバイスクリア状態
    12DTASデバイストリガ状態
    24LACSリスナがアクティブです
    38TACSトーカがアクティブです
    416ATNATNがアサートされました
    532CICコントローラインチャージ
    664REMリモート状態
    7128LOKロックアウト状態
    8256CMPL処理が完了しました
    124096SRQICICである間にSRQを検出しました
    138192ENDEOIまたはEOSを検出しました
    1416384TIMOタイムアウト
    15-32768ERRエラーを検出しました
  • ii32.png バイトカウント

    バイトカウントは、GPIBを介して渡されるバイトの数を参照します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。