マルチラインインタフェースメッセージはIEEE 488によって定義されているコマンドです。マルチラインインタフェースメッセージは、バスの初期化、デバイスのアドレス指定とその解除、ローカルまたはリモートプログラミングへのデバイスモードの設定などのタスクを行うことによってGPIBを管理します。マルチラインインタフェースメッセージはATN TRUEで送受信されます。

GPIBのマルチラインインタフェースメッセージは、以下のメッセージコードを返します。

ニーモニック 定義
DCL Device Clear（デバイスのクリア）
GET Group Execute Trigger（グループトリガ実行）
GTL Go To Local（ローカルモードへ移行）
LLO Local Lockout（ローカルのロックアウト）
MLA My Listen Address (リスンアドレス)
MSA My Secondary Address（セカンダリアドレス）
MTA My Talk Address (トークアドレス)
PPC Parallel Poll Configure（パラレルポールの構成）
PPD Parallel Poll Disablel（パラレルポール無効）
PPE Parallel Poll Enable（パラレルポール有効）
PPU Parallel Poll Unconfigure（パラレルポール構成解除）
SDC Selected Device Clear（選択されたデバイスのクリア）
SPD Serial Poll Disable（シリアルポール無効）
SPE Serial Poll Enable（シリアルポール有効）
TCT Take Control（コントロールの取得）
UNL Unlisten（リスン解除）
UNT Untalk（トーク解除）

Refer to the ANSI/IEEE Standard 488.1-1987, IEEE Standard Digital Interface for Programmable Instrumentation, for more information about these messages.

ASCIIコードのリストについては、ASCIIコードを参照してください。