センサクラスのリファレンス
- 更新日2025-10-09
- 3分で読める
使用可能なセンサクラスタイプの詳細について確認します。
FlexLoggerでは以下のセンサがサポートされています。各システムで使用可能なセンサクラスは、使用されているハードウェア構成と、集録する物理的測定のタイプによって異なります。
サポートされている物理的測定の詳細については、「物理的測定タイプのリファレンス」を参照してください。
| センサクラス | 説明 |
|---|---|
| 電圧 | 回路上の2点間の電位差を求めます。 |
| 電流 | 回路内の電流を特定し、その検出された電流に比例する電圧または電流の読み取り値を生成します。 |
| 電流シャント | 低抵抗の精密抵抗両端の電圧降下を特定することにより電流を測定します。 |
| ブリッジ | ブリッジセンサは、歪み、温度、またはフォースなどの物理現象をホイートストーンブリッジの1つまたは複数の脚部での抵抗の変化に関連付けることで動作します。一般ホイートストーンブリッジは、ブリッジ全体に励起電圧 (VEX) が印加された4つの抵抗脚部によるネットワークです。1つまたは複数の脚部をアクティブな検出部として使用できます。 |
| IEPE | 内蔵アンプにパッケージ化されているIEPE (Integrated Electronics Piezoelectric) トランスデューサです。センサによっては生成される電荷が非常に小さいため、トランスデューサにより生成される電気信号はノイズの影響を受けやすく、高感度の電子装置を使用して信号の増幅と調節を行う必要があります。IEPEセンサは、高感度の電子機器をトランスデューサにできるだけ密接した形で統合することにより、耐ノイズ性を向上し、便利なパッケージを実現します。これらのセンサの動作には、4~20 mAの励起電流が必要です。 |
| 熱電対 | 2種類の異なる金属の接点で生成される温度依存電圧を使用して温度を測定します。この電圧は温度に対して非線形であるため、熱電対には信号調節が必要です。 |
| パルスカウンタ | 指定された期間における信号内のゼロ以外の入力 (パルス) の数を測定します。 |
| エンコーダ |
|
| RTD | 抵抗が温度に従って高くなる温度感知デバイスです。RTDは、通常、ワイヤコイルまたは純金属の析出膜で構成されています。最も普及しているRTDは、プラチナ製で公称抵抗値が0゚Cで100Ωのものですが、それ以外の種類の金属や公称抵抗値の場合もあります。 |
| 周波数カウンタ | 指定された期間に渡る、周期信号のパルス数を測定します。 |
| LVDT | 線形軸に沿った動きの測定値をAC電気信号に変換することにより、線形変位を求めます。 LVDTセンサの配線については、『NI PXIe-4340ユーザマニュアル』の「LVDTおよびRVDT信号を接続する」セクションを参照してください。 |
| RVDT | 回転軸に沿った動きの測定値をAC電気信号に変換することにより、角変位を求めます。 RVDTセンサの配線については、『NI PXIe-4340ユーザマニュアル』の「LVDTおよびRVDT信号を接続する」セクションを参照してください。 |
| 抵抗 | 抵抗器に電流を流し、信号が抵抗器を通過する前後での電圧降下を測定することにより、抵抗を求めます。 |
関連コンテンツ
- 物理的測定タイプのリファレンス
このトピックでは、FlexLoggerでサポートされている物理的測定のタイプを示します。