トリガを追加し、テストデータを記録するための開始条件と停止条件を構成します。

この機能は、FlexLoggerのフルライセンスでのみ使用できる機能です。詳細については、「FlexLoggerエディション」を参照してください。

ロギング仕様ドキュメントのロギングトリガセクションでデータロギングトリガを追加して構成します。
トリガは、ロギング仕様で条件を設定するときに作成します。トリガを有効/無効にするには、プロジェクトドキュメントのツールバーのトリガチェックボックスを使用します。

  1. 開始条件として以下のいずれかを選択します。
    オプション説明
    テスト開始 実行をクリックしたときに、手動でロギングを開始します。
    チャンネル値が変更 チャンネルの値が、指定した値変更条件を満たしたときにロギングが開始されます。この条件を選択すると、ツールバーのロギングトリガが有効になります。
    チャンネルの値変更条件が満たされる前にロギングを開始するには、含める先行時間を指定します。
    メモ テスト開始前にデータロギングを開始することはできません。
    絶対時間 指定された日時にロギングが開始されます。この条件を選択すると、ツールバーのロギングトリガが有効になります。
    メモ 過去の時刻を指定した場合、テスト開始後すぐにロギングが開始されます。
  2. 停止条件として以下のいずれかを選択します。
    オプション説明
    テスト停止 停止をクリックしたときに、手動でロギングを停止します。
    チャンネル値が変更 チャンネルの値が、指定した値変更条件を満たしたときにロギングが停止します。この条件を選択すると、ツールバーのロギングトリガが有効になります。

    チャンネルがトリガ条件を満たすたびにデータをロギングするには、再トリガを有効にするをオンにします。

    チャンネルの値変更条件が満たされた後もロギングを継続するには、含める追跡時間を指定します。

    メモ テストを一時停止すると、FlexLoggerはトリガ条件を無視します。テストが停止すると、データロギングは停止します。
    テスト時間が経過 指定された時間が経過したときにロギングを停止します。この条件を選択すると、ツールバーのロギングトリガが有効になります。
    メモ テストを一時停止すると、FlexLoggerは経過時間タイマを一時停止します。
  3. トリガ条件が満たされていないときのロギング動作を選択します。
    オプション説明
    データをロギングしない FlexLoggerはデータをロギングしません。
    データをロギングするレート FlexLoggerは、開始条件が満たされるまで、指定したレートでデータをロギングします。その後、FlexLoggerは停止条件が満たされるまでチャンネルレートでロギングします。
    FlexLoggerは、トリガ条件の要約をロギングの概要に表示します。デフォルト構成に戻すには、ロギングトリガをリセットするをクリックします。
FlexLoggerは、以下の場合に以下のレートでデータロギングを開始します。
表 40. シナリオ別のロギングレート
ロギングレートシナリオ
チャンネルレートトリガ条件が満たされている場合
トリガ条件が満たされない場合で指定したロギングレートトリガ条件が満たされていない場合
トリガ条件が満たされている場合、実行をクリックすると、FlexLoggerはすぐにチャンネルレートでロギングを開始します。