チャンネル仕様に信号を追加して、アプリケーションで使用するCANまたはLINモジュールを構成することができます。

この機能は、FlexLoggerのフルライセンスでのみ使用できる機能です。詳細については、「FlexLoggerのエディション」を参照してください。

チャンネル仕様にCANおよびLIN信号を追加する前に、アプリケーションの信号定義とスケーリング情報を提供するデータベースを作成または管理する必要がある場合があります。

  1. 構成するポートで信号を追加ボタンをクリックします。
  2. データベースドロップダウンメニューを使用して、信号の定義が含まれているデータベースファイルを選択します。
  3. クラスタドロップダウンメニューを使用して、データベースから目的のクラスタを選択します。

    使用可能なすべてのフレームとそのフレームに含まれている信号が信号ペーンに表示されます。

  4. (CANのみ) 必要に応じてアプリケーションプロトコルを選択してデータベースに適用します。
  5. (LINのみ) データベースによって使用されているLINスケジュールが現在のインタフェーススケジュール設定に表示されます。

    スケジュール情報は、信号ペーンの対応するフレームの横、およびチャンネル仕様の対応する信号の詳細列に表示されます。

  6. 信号の方向を指定します。
  7. 関連付けられたポートに追加する信号の隣にある、関連付けられたチェックボックスをオンします。フレーム内のすべての信号を選択するには、フレームの隣にある、関連付けられたチェックボックスをオンします。
    メモ 信号ペーンはフレームごとに整理されています。各フレームには信号のグループが含まれています。信号検索フィルタは信号名のみを検索します。データベース内の特定のフレームを検索するには、そのフレームに含まれている信号を検索し、その信号を選択した後で、検索結果をクリアします。
    メモ フレームは、複数のプログラムにおいて、同じポートで同時に使用することはできません。たとえば、FlexLoggerで1つのモジュールのポート1で使用されているフレームは、別のプログラムにおいてそのモジュールのポート1で使用することはできません。逆も同様です。
  8. OKをクリックします。
    信号は、チャンネル仕様で関連付けられたポートの下に表示されます。
    メモ 信号が設定されると、CAN/LINモジュールへの接続が自動的に試行されます。この動作を防ぐには、そのポートの無効をオンにしてください。そのポート上のすべての信号と測定が停止されます。FlexLoggerがポートへのすべてのCAN/LIN接続を閉じ、他のソフトウェアがポートを使用できるようにします。
  9. オプション: 出力信号の場合、チャンネル出力値を指定するか、チャンネルをソースにマップします。
    1. チャンネルの行の上にマウスを置き、構成アイコン をクリックします。
    2. チャンネルに出力値を指定するか、チャンネル出力ソースとして使用するように入力チャンネルにマッピングします。
    3. 完了をクリックします。