テスト仕様を使用し、システムからの応答を生成するイベントトリガを作成します。

この機能は、FlexLoggerのフルライセンスが有効になっている場合にのみ使用できます。詳細については、「FlexLoggerエディション」を参照してください。

  1. テスト仕様ドキュメントでイベントを追加をクリックしてイベントを構成ダイアログを起動します。
  2. イベントをトリガする If条件を作成します。
    表 41. イベントIf条件のオプション
    オプション 説明
    チャンネル値が変更
    1. If 条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、イベントが値変更を監視する構成済みチャンネルをマッピングします。
    2. If 条件でイベントトリガの決定に使用する値変更のタイプを指定します。
    3. イベントをトリガするデータのを指定します。
    4. アナログトリガの場合は、信号内のノイズやジッタによりデータが変化した場合にイベントが再度トリガされないように、If条件でに相対するしきい値であるヒステリシスを指定します。
    チャンネルに重要アラームあり If 条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、重要アラームが構成されているチャンネルをマッピングします。
    チャンネルに警告アラームあり If 条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、警告アラームが構成されているチャンネルをマッピングします。
    テスト時間が経過 テストの合計経過時間を指定します。テスト時間が完了すると、イベントは出力動作をトリガします。
    テストが停止しました テストが手動でまたは自動的に停止した場合に出力動作をトリガするために選択します。
    ボタンが押された If 条件セクションで動作を選択をクリックし、画面ドキュメントの動作ボタンを選択します。
    メモ 複数のイベントが同じ条件でトリガされるように設定した場合、それらのイベントは非同期的に実行されます。実行順序を制御することはできません。
  3. Then条件で、イベント発生時に実行する動作を指定します。
    表 42. イベントThen条件のオプション
    オプション 説明
    アナログ出力を設定
    1. Then条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、イベントが制御する構成済みチャンネルをマッピングします。
    2. 生成するを指定します。
    デジタル出力を設定
    1. Then条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、イベントが制御する構成済みチャンネルをマッピングします。
    2. 生成するを指定します。
    出力チャンネルをリセット Then条件セクションでチャンネルを選択をクリックし、リセット値が有効になっているチャンネルにマッピングします。
  4. OKをクリックしてイベントを作成します。
    イベントは、テスト仕様ドキュメントに表示され、ここから編集または削除できます。
  5. 実行をクリックして、テストを開始し、イベントを有効にします。

    イベントは、テストの実行中に無効/有効を切り替えることができます。テスト中にイベントを無効/有効にするには、イベントの行の上にカーソルを置いて無効をクリックします。

注記 イベントが値を設定するのと同時に出力値を設定した場合、FlexLoggerは要求の1つを無視します。これにより、最終的な設定値が予測できなくなります。