チャンネル構成を使用して信号を監視し、選択した値の条件が満たされたときにアラームをトリガします。

FlexLogger 2019 R3で実装された機能です。

この機能は、FlexLoggerのフルライセンスが有効になっている場合にのみ使用できます。詳細については、「FlexLoggerエディション」を参照してください。

  1. アラームに追加するチャンネルを1つ以上選択します。
  2. チャンネルの行の上にマウスを置くと、構成アイコン が表示されます。アラームを追加するチャンネルの構成アイコンをクリックします。
  3. 「チャンネル構成」ダイアログのアラームタブを選択します。
  4. チャンネルタイプに基づいて、アラームをトリガするために監視する動作を以下から選択してください。
    表 28. チャンネルアラームオプション
    チャンネルタイプ オプション 説明
    アナログ 値を上回った場合 信号値が指定された値を上回るとアラームがトリガされます。
    値を下回った場合 信号値が指定された値を下回るとアラームがトリガされます。
    範囲内に入った場合 信号値が指定された範囲に入るとアラームがトリガされます。
    範囲外へ出た場合 信号値が指定された範囲から出るとアラームがトリガされます。
    デジタル LOW 信号値がLOW (0) に変化するとアラームがトリガされます。
    HIGH 信号値がHIGH (1) に変化するとアラームがトリガされます。
  5. 有効にするアラームタイプ (重大警告) を選択します。
  6. 使用するアラームタイプの値を指定します。
    メモ

    両方のアラームタイプを使用する場合は、重大アラームに指定した値の制約がが警告アラームに指定した値よりも高くなくてはなりません。

    また、これらの値は、チャンネル構成で指定されている最小物理値最大物理値の範囲によっても制限されます。物理範囲外に設定されたアラーム値は、設定された物理制限範囲内の値に強制変換されます。

  7. アナログ入力チャンネルの場合は、ヒステリシスを指定します。ヒステリシスは、アラーム値によるしきい値です。信号のノイズまたはジッタによってデータが変化する場合、FlexLogger によりアラームがクリアされないようにするためにヒステリシスを指定します。

アラームは、テストの実行中、有効になります。テストが実行されてないときは、アラーム条件は監視されません。