計測器ドライバVIは計測器ドライバパレットにあります。

計測器ドライバの構成

以下の図は、標準的な計測器ドライバの構成を示します。

通常の計測器ドライバコンポーネント

通常、計測器ドライバには以下の構成を含むメニューパレットがあります。

  • Initialize VI(最初に呼び出す計測器ドライバVI)は、計測器との通信を確立します。また、計測器をデフォルトの電源オンの状態、または別の特定の状態にするために必要な動作を実行します。通常、Initialize VIはアプリケーションの起動時に1回のみ呼び出す必要があります。
  • 構成、動作、データ、ユーティリティVIは、計測器の制御および通信を行うさまざまな機能を提供します。
  • Close VI は、計測器へのソフトウェアの接続を中断して、システムのリソースを解放します。通常、Close VIは、アプリケーションの終了時または計測器との通信の終了時に1回のみ呼び出す必要があります。Initialize VIの成功した各呼び出しで、不要なメモリリソースを保持しないように対応するClose VIを使用してください。

NIサンプルファインダを使用して、プロジェクトスタイルの計測器ドライバのサンプルを検索または参照します。プロジェクトスタイルではない計測器ドライバのサンプルは、計測器ドライバパレットおよびサブパレットで検索できます。

多くの計測器ドライバには、計測器ドライバの階層全体を表示するために使用するVI Tree VI があります。VI Tree VIは実行不可能なVIで、計測器ドライバの機能構造を示します。

計測器ドライバVIをテストして、対話的に適切な計測器の設定を確認することができます。