比較関数は、ASCII文字コードの値によって文字列を比較します。比較関数は、0番目の要素から一度に1要素ずつ、不一致が発生するか、あるいは1つの文字列が終了するまで文字列を比較します。この比較関数は、長い文字列が短い文字列より大きいとみなします。

たとえば、a (10進数の97) はA (65) よりも大きくなります。ここで、Aは数字の0 (48) よりも大きく、0はスペース文字 (32) より大きいとみなされます。不一致が発生するまで文字列の先頭から1文字ずつ比較し、その時点で比較は終了します。たとえば、文字列abcdabefの場合、LabVIEWはeの値よりも小さいcが見つかるまで評価します。また、文字が存在する場合の方が、存在しない場合よりも大きいとみなされます。したがって、文字列abcdabcよりも長いので、前者の方が大きいとみなされます。

10進数?」関数や「印刷可能?」関数など、文字列のカテゴリをテストする関数は、文字列の最初の文字だけを評価します。