ツールの自動選択が有効に設定されている場合、フロントパネルまたはブロックダイアグラムのオブジェクト上にカーソルを移動すると、LabVIEWはツールパレットから自動的に対応するツールを選択します。ツールパレットで希望のツールをクリックすると、自動ツール選択機能を無効にして、ツールを手動で選択することができるようになります。

<Tab>キーを使用して、パレットに表示されるシーケンスで最も頻繁に使用されるツールを切り替えるには、ツールパレットの自動ツール選択ボタンをクリックして、自動ツール選択機能を無効にします。自動ツール選択を再び有効にするには、<Shift-Tab>キーを押すか、または自動ツール選択ボタンをクリックします。また、ツールパレットで手動でツールを選択して、自動ツール選択機能を無効にすることもできます。自動ツール選択機能が無効に設定されている場合、スペースキーを押して、次に最も頻繁に使用されるツールに切り替えることができます。

ヒント <Tab>キーを押すと自動ツール選択を無効にして、<Shift-Tab>キーを押すか、自動ツール選択ボタンをクリックしたときにのみ、自動ツール選択を切り替えるようにLabVIEWを構成します。ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示し、カテゴリリストから環境を選択して、自動ツール選択をロックチェックボックスをオフにします。

自動ツール選択が有効な場合は、以下の方法で特定のツールを選択することができます。

  • <Shift>キーを押して、一時的に位置決めツールに切り替えます。
  • カーソルをフロントパネルまたはブロックダイアグラムの空白の領域に移動して、<Shift-Ctrl>キーを押して、一時的にスクロールツールに切り替えます。(macOS) <Shift-Option>キーを押します。Linux <Shift-Alt>キーを押します。