別のユーザがファイルを編集したりソース管理に新しいファイルを追加した場合、LabVIEWで最新バージョンのファイルをソース管理からローカルディレクトリにコピーすることができます。

ソース管理から最新のファイルを取得するには、以下の手順に従ってください。

  1. LabVIEWプロジェクトを使用して作業している場合、最新バージョンを取得するフォルダまたはファイルを選択します。プロジェクト外で個々のファイルの作業をしている場合は、VIを開きます。
  2. ツール»ソース管理»最新バージョンを取得を選択します。ダイアログボックスが表示され、最新バージョンのファイルによりコンピュータ上の現在のファイルが上書きされることを通知します。はいボタンをクリックして操作を続けて、ソース管理操作ダイアログボックスを表示します。
  3. ファイルツリーには、ソース管理から最新バージョンを取得するすべてのファイルの名前とパスが含まれます。最新バージョンを取得する必要のないファイル名の横のチェックボックスをオフにします。
  4. OKボタンをクリックします。コンピュータ上にファイルが存在する場合、ソース管理の最新バージョンがローカルバージョンを上書きし、そのファイルに加えた変更内容はすべて失われます。
  5. 最新バージョンを取得するVIを選択し、この操作中にVIが開いていた場合、ディスクからVIを再ロードするプロンプトが表示されます。VIを再ロードすると、保存していない変更内容は失われます。

ソース管理のプロパティを表示して、ソース管理プロパティを参照すると、ファイルが最新バージョンであることを確認できます。VIのフロントパネルウィンドウまたはブロックダイアグラムウィンドウのメニューからツール»ソース管理»プロパティを選択して、ファイルのソース管理プロパティを表示します。

欠落ファイルまたは古いファイルをソース管理で取得する

LabVIEWプロジェクトの欠落しているファイルまたは古いファイルの最新バージョンを、ソース管理から取得することができます。LabVIEWは、すべての欠落しているファイルまたは古いファイルの最新バージョンをソース管理から取得して、ローカルディレクトリにコピーします。

プロジェクトの欠落しているファイルまたは古いファイルを特定して取得するには、以下の手順に従ってください。

  1. プロジェクトルートを右クリックし、ショートカットメニューからすべてのファイルの最新バージョンを取得を選択します。見つからない項目がある場合は、見つからないファイルの情報ダイアログボックスが開き、LabVIEWが取得できないファイル (依存項目やソース管理にないファイルなど) がすべて表示されます。
  2. 残りのファイルをすべて取得するには、見つからないファイルの情報ダイアログボックスで継続をクリックして最新バージョンを取得ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスは、ソース管理操作ダイアログボックスに類似しています。
  3. 取得するファイルを選択します。デフォルトでは、すべてのファイルが選択されます。
  4. OKボタンをクリックします。選択されたファイルが取得され、ローカルディレクトリにコピーされます。