グローバル変数を作成する
- 更新日2025-08-27
- 3分で読める
グローバルVIのそれぞれにフロントパネルオブジェクトのある複数の単一のグローバルVIを作成したり、類似する変数をグループ化する場合は複数のフロントパネルオブジェクトのある単一のグローバルVIを作成することができます。
以下の手順に従って、複数のフロントパネルオブジェクトのあるグローバルVIを作成します。
- グローバル変数をブロックダイアグラムに追加します。
- 操作ツールまたは位置決めツールを使用して、グローバル変数ノードをダブルクリックし、グローバルVIのフロントパネルウィンドウを表示します。
- 標準フロントパネルウィンドウで行う場合と同様に、フロントパネルウィンドウに制御器および表示器を追加します。
メモ LabVIEWは、付属ラベルを使用してグローバル変数を識別するため、フロントパネル制御器と表示器には記述的な付属ラベルを付けてください。
- グローバルVIを保存し、閉じます。
- 元のVIのブロックダイアグラムに戻り、グローバル変数ノードを右クリックして、項目を選択ショートカットメニューからフロントパネルオブジェクトを選択します。ショートカットメニューに付属ラベルのあるすべてのフロントパネルオブジェクトが表示されます。また、操作ツールまたはラベリングツールを使用してグローバル変数ノードをクリックし、ショートカットメニューからフロントパネルオブジェクトを選択することができます。
以下の手順に従って、その他のVIでこのグローバル変数を使用します。
- 関数パレットでVIを選択アイコンまたはテキストをクリックし、グローバルVIを保存したディレクトリを選択して、VIをダブルクリックします。
- グローバル変数をブロックダイアグラムに追加します。デフォルトでは、グローバル変数はグローバルVIに追加した付属ラベルのある最初のフロントパネルオブジェクトに関連付けられています。
- ブロックダイアグラム上に追加したグローバル変数ノードを右クリックし、項目を選択ショートカットメニューからフロントパネルオブジェクトを選択して、別のフロントパネルオブジェクトからのデータをグローバル変数に関連付けます。
| メモ VI間でデータを共有するために複数のVIでワイヤを接続できない場合のみ、グローバル変数を使用してください。たとえば、あるVI内でファイルパスが変更された後、別のVIがそのパスを開く必要がある場合、数個の発呼者VIを通してパスを配線する論理的な方法がない可能性があります。最適な方法として、グローバル変数を使用したパスデータの保持が挙げられます。 |