以下の手順に従って、「文字列にフォーマット」関数を使用して数値を文字列に変換します。

  1. フロントパネルウィンドウに数値制御器を追加します。
  2. フロントパネルに文字列表示器を追加します。
  3. 「文字列にフォーマット」関数をブロックダイアグラムに追加します。
  4. 「文字列にフォーマット」関数を右クリックして、ショートカットメニューから形式文字列の編集を選択し、形式文字列の編集ダイアログボックスに形式文字列を表示します。このダイアログボックスを使用して、形式、精度、データタイプおよび変換値の幅を指定する形式文字列を作成します。
    1. 選択された処理プルダウンメニューから、小数表記にフォーマットを選択します。
    2. 位置調整プルダウンメニューから右揃えを選択して、パディングプルダウンメニューからゼロでパディングを選択します。
    3. オプションセクションの最小フィールド幅を使用チェックボックスをオンにして、8を入力します。<Enter>キーを押します。該当する形式文字列のフィールドには、%08fが表示されます。数値制御器に8桁より少ない数値を入力した場合、このエントリは最初の桁の前で残りのスペースをゼロでパディングします。
    4. オプションセクションの指定精度を使用:チェックボックスをオンにして、4を入力します。<Enter>キーを押します。該当する形式文字列のフィールドには、%08.4fが表示されます。以上の入力により、数値制御器内の数値は小数点以下4桁の文字列に変換されます。
    5. OKボタンをクリックします。関数は文字列定数を作成し、その文字列定数を形式文字列入力に配線します。
  5. 手順1で作成した数値表示器を「文字列にフォーマット」関数の入力1入力に配線します。
  6. 手順2で作成した文字列表示器を「文字列にフォーマット」関数の結果文字列出力に配線します。
  7. フロントパネルに戻ってVIを実行します。文字列表示器に小数点以下4桁の数字が表示されることに注目してください。

また、文字列/数値変換関数を使用して、数値と文字列の間で表記法を変換することもできます。