VI呼び出し構成ダイアログボックスを使用して、サブVIをロードするタイミングを設定することができます。

以下の手順に従って、VI呼び出しを構成します。

  1. ブロックダイアグラムにVIを配置します。
  2. VIを右クリックし、ショートカットメニューから呼び出し設定を選択して、VI呼び出し構成ダイアログボックスを表示します。
メモ この項目は、VIサーバ呼び出しをサポートしているアプリケーションインスタンスで開かれているVIにのみ使用できます。FPGAターゲットなどのVIサーバ呼び出しをサポートしていないアプリケーションインスタンスで開かれている関数、Express VI、多態性VI、VIには使用できません。
  1. 以下のオプションのいずれかを選択し、サブVIをロードするタイミングを設定します。
    • 発呼者とともにロード―発呼者VIがロードされると同時にサブVIをロードします。この動作は、サブVIのロード方法と同じです。
    • 各呼び出しで再ロード―サブVIがまだメモリにない場合、発呼者VIがサブVIを呼び出した際にサブVIをロードします。このオプションでは、呼び出しの後にサブVIがメモリに残ることが保証されません。
    • 最初の呼び出しでロードして保持―発呼者VIがサブVIを最初に呼び出す際サブVIをロードします。発呼者VIのサイズが大きい場合、ダイアログボックスで最初の呼び出しでロードして保持オプションを選択することで、ロード時間とメモリを節約できます。このオプションを選択すると、サブVIは発呼者VIで必要になるまでロードされません。各呼び出しで再ロードオプションまたは最初の呼び出しでロードして保持オプションを選択する場合、発呼者VIのブロックダイアグラムがメモリにある場合はLabVIEWはサブVIのロードを続行します。発呼者VIを編集モードで開くと、発呼者VIのブロックダイアグラムとサブVIがロードされます。サブVIがロードされことを回避するには、発呼者VIのブロックダイアグラムを開かないでください。発行者VIをサブVIとして呼び出し、発行者VIのフロントパネルウィンドウとブロックダイアグラムウィンドウを閉じます。
メモ 各呼び出しで再ロードまたは最初の呼び出しでロードして保持を選択すると、サブVIを呼び出すように構成されたリファレンス呼び出しノードでサブVIが置換されます。リファレンス呼び出しノード上の記号は、選択するモードに対応します。これらのオプションのいずれかを選択すると、サブVIを検出できなくなります。これらのオプションにより、サブVIのスタティックリンクが削除されます。
  1. OKボタンをクリックして、呼び出しの構成を保存します。