文字列を整数値に関連付けたり、特定の整数値を選択するために、スライドまたは回転式オブジェクトにテキストラベルを追加することができます。

以下の手順に従って、スケール付きの数値オブジェクトにテキストラベルを作成します。

  1. スライドまたは回転式オブジェクトを右クリックし、ショートカットメニューからテキストラベルを選択します。デフォルトのテキストラベルの最小および最大がスケール上に表示されます。また、テキスト表示ウィンドウも表示され、テキストラベルが表示されます。
  2. ラベリングツールを使用して、ラベルを編集します。
  3. テキスト表示ウィンドウを右クリックし、ショートカットメニューから表示項目»デジタル表示を選択し、作成するテキストラベルに関連付けらた数値を表示します。これらの値は、スケールの最小値に対してゼロで開始され、テキストラベルごとに1ずつ増えます。
  4. 以下の手順に従って、スケールにテキストラベルおよびスケールに対応するマーカを追加します。
    1. テキスト表示ウィンドウを右クリックし、ショートカットメニューから項目を編集を選択し、スライドプロパティダイアログボックスまたはノブプロパティダイアログボックスの項目を編集ページを表示します。
    2. テキストラベル列の空のセルをダブルクリックし、スケールマーカの横に表示する文字列を入力します。また、文字列が既に含まれているセルにカーソルを置くことができます。挿入ボタンをクリックして、セルの上に空の行を作成して、新規セルに文字列を入力します。
    3. (オプション) マーカ間隔が任意の場合、連続的な値チェックボックスをオフにして、使用したい数値を入力することで、各項目に特定の数値を指定できます。デフォルトでは、項目列に文字列を入力した後、LabVIEWはマーカの数値を値列の対応するセルに追加します。LabVIEWは、最初の項目に対して0の値から始まるように、リストの項目の順序に従って、連続的な値を割り当てます
    4. OKボタンをクリックします。

テキスト表示ウィンドウにカーソルを置き、ラベルを編集して、<Ctrl-Enter>キーを押すことで、テキストラベルを編集することができます。(macOS) <Option-Enter>キーを押します。(Linux) <Alt-Enter>キーを押します。

また、テキストラベル[]プロパティを使用して、テキストラベルをプログラム的に編集することもできます。

テキスト表示ウィンドウを右クリックして、ショートカットメニューから項目を無効にするを選択し、実行時に項目を選択できないように、テキストラベルとマーカを無効にすることができます。