プロジェクトに項目を追加する

プロジェクトエクスプローラウィンドウでは、VIやライブラリなどのLabVIEWファイル、またテキストファイルやスプレッドシートなどのLabVIEW固有ではないファイルを、LabVIEWプロジェクトのターゲットに追加できます。プロジェクトにファイルを追加すると、LabVIEWはプロジェクトエクスプローラウィンドウにディスク上のファイルを表す項目を作成します。プロジェクトの項目に対して構造を作成することができます。

各項目は、1つのターゲットに1回だけ表示されます。たとえば、マイ コンピュータターゲットにディスクのディレクトリにある1つのファイルを追加した後で、さらにディレクトリ全体を追加しても、最初に追加したファイルが2度追加されるわけではありません。

プロジェクトエクスプローラウィンドウの項目ページから、以下の方法でプロジェクトのターゲットに項目を追加できます。

• ターゲットを右クリックし、ショートカットメニューから新規»VIを選択して、新規ブランクVIを追加します。また、ファイル»新規VIまたはプロジェクト»プロジェクトへ追加»新規VIを選択して、新規のブランクVIを追加することもできます。また、フロントパネルまたはブロックダイアグラムウィンドウの右上隅のVIアイコンを選択し、アイコンをターゲットにドラッグして、VIをプロジェクトに追加することができます。プロジェクトにVIを追加すると、LabVIEWは自動的に階層全体を依存項目下のプロジェクトエクスプローラウィンドウに追加します。
• ターゲットを右クリックし、ショートカットメニューから新規を選択します。ここで、プロジェクトに追加する項目を選択します。
• ターゲットを右クリックして、ショートカットメニューから新規»仮想フォルダを選択し、ターゲットの下に仮想フォルダを追加します。仮想フォルダは、プロジェクト項目を整理するために使用されるものであり、ディスク上のファイルを表すものではありません。また、仮想フォルダを右クリックし、ショートカットメニューから新規»仮想フォルダを選択してサブフォルダを作成することもできます。
• ターゲットまたはターゲットの下のフォルダを右クリックし、ショートカットメニューから追加»ファイルを選択して、ダイアログボックスから追加するファイルを選択します。また、ターゲットを選択し、プロジェクト»プロジェクトへ追加»ファイルを選択して、ダイアログボックスから追加するファイルを選択することもできます。
• ターゲットまたはターゲットの下のフォルダを右クリックし、ショートカットメニューから追加»フォルダ (スナップショット) を選択して、ダイアログボックスから追加するファイルを選択します。また、ターゲットを選択し、プロジェクト»プロジェクトへ追加»フォルダ (スナップショット) を選択して、ダイアログボックスから追加するファイルを選択することもできます。
• ターゲットまたはターゲット下のフォルダを右クリックして、ショートカットメニューから追加»フォルダ(自動更新)を選択して、ファイルダイアログボックスを表示します。また、ターゲットを選択して、プロジェクト»プロジェクトへ追加»フォルダ(自動更新)を選択することもできます。
• ターゲット、ターゲットの下のフォルダまたはライブラリを右クリックして、ショートカットメニューから追加»ハイパーリンクを選択します。ハイパーリンクプロパティダイアログボックスが表示されます。ハイパーリンクプロパティダイアログボックスは、ターゲットを選択し、プロジェクト»プロジェクトへ追加»ハイパーリンクを選択して表示することもできます。
• ファイルを追加、項目を追加、またはメモリから項目を追加メソッドを使用して、プロジェクトに項目をプログラム的に追加します。ハイパーリンクアドレスプロパティを使用して、ハイパーリンク項目のアドレスを設定します。
• (WindowsおよびmacOS) ディスク上の項目またはディレクトリを選択して、項目またはディレクトリをターゲットにドラッグします。

また、新規ダイアログボックスから、プロジェクトに新規のLabVIEWファイルを追加することもできます。ファイル»新規またはプロジェクト»プロジェクトへ追加»新規を選択して、新規ダイアログボックスを表示します。新規ダイアログボックスで、追加する項目を選択してプロジェクトへ追加チェックボックスにチェックマークを付けます。複数のプロジェクトが開いている場合は、プロジェクトリストから項目を追加するプロジェクトを選択します。

プロジェクトエクスプローラウィンドウに追加する項目には、アイコンを追加できます。