再帰VI
- 更新日2025-08-27
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再帰VIは、自身のブロックダイアグラムまたはサブVIのブロックダイアグラムから自らを呼び出すことができます。再帰VIは、同じプロセスの出力で複数回操作したい場合に便利です。どのVIも再帰に設定可能であり、1つのVI階層で複数の再帰VIを使用できます。
VI階層全体で再帰VIを使用するには、階層内のすべてのVIを以下のいずれかの方法で構成してください。
- VI階層のすべてのVIを、再入可能および少なくとも1つのVIが呼び出しのインスタンス間でクローンを共有するように構成します。
- VI階層のすべてのVIをダイナミックディスパッチメンバーVIに構成します。
- VI階層の最低1つのVIをダイナミックディスパッチメンバーVIまたは再入可能に構成し、呼び出しのインスタンス間でそのVI自身のクローンを共有します。残りのVIを再入可能に構成しますが、各呼び出しインスタンスのクローンを事前に割り当てます。
(32ビット) LabVIEWは、32ビットプラットフォームで最大15,000の呼び出しを許可します。(64ビット) LabVIEWは、64ビットプラットフォームで最大35,000の呼び出しを許可します。
(Real-Timeモジュール) LabVIEW Real-Timeモジュールは再帰をサポートしています。しかし、再帰法を使用した場合はリアルタイム確定性が保証されず、LabVIEW Real-Timeで再帰VIをデバッグすることはできません。
(FPGAモジュール) LabVIEW FPGAモジュールは現在再帰をサポートしていません。