デフォルトでは、LabVIEWは自動的にタイミングループを構成またはフレーム付きタイミングループを構成ダイアログボックスのストラクチャ名テキストボックス、またはタイミングシーケンスを構成ダイアログボックスのシーケンス名テキストボックスに表示される名前によって、ブロックダイアグラムに配置された各タイミングストラクチャを固有に識別します。テキストボックスに新しい名前を入力することによって、タイミングストラクチャの名前を変更することができます。タイミングストラクチャおよびVIパレットにあるVIでタイミングストラクチャに固有の名前を使用して、プログラム的にストラクチャを停止し、タイミングストラクチャのグループが同じ開始時間を使用するように同期することができます。

再入可能VIにタイミングストラクチャが含まれていて、その再入可能VIの複数のインスタンスをサブVIとしてブロックダイアグラムで使用する場合は、再入可能VIの各インスタンスのタイミングストラクチャ名をプログラム的に変更する必要があります。再入可能VIを構成するには、コネクタペーンの入力端子を、ブロックダイアグラム上のタイミングループまたはタイミングシーケンスストラクチャの名前入力に配線された文字列制御器に接続します。再入可能VIの複数のインスタンスがサブVIとして使用されているブロックダイアグラムで、固有の文字列値を再入可能VIの名前入力に配線して、再入可能サブVIの各インスタンス内で各タイミングストラクチャを一意に識別します。たとえば、以下のブロックダイアグラムには、同じ再入可能VIの2つのインスタンスがサブVIとして含まれています。サブVIのインスタンスに配線された名前文字列定数は、ブロックダイアグラムが実行するたびに、再入可能VIのブロックダイアグラムのタイミングループに2種類の異なる名前を渡します。

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