データプラグインは、ファイル形式に関係なく、同じ方法でLabVIEWからデータにアクセスする方法を提供します。データプラグインは、特定のファイル形式に含まれているデータをTDMデータモデルにマッピングすることにより読み取り、解釈する、カプセル化されたコードです。TDMデータモデルは、データをファイル、チャンネルグループ、チャンネルの3つの階層レベルに配置します。

データプラグインをダウンロードして登録する

NIは、複数のデータ形式のデータプラグインを提供しています。これらのデータプラグインは、NIのWebサイト (ni.com/dataplugins) で表示してダウンロードすることができます。

データプラグインをダウンロードした後、対応するデータファイルにアクセスするには、ローカルコンピュータ上で登録する必要があります。データプラグインを手動で登録するには、データプラグインをダブルクリックします。「データプラグインを登録」VIを使用して、データプラグインをプログラム的に登録することもできます。

データプラグインを作成する

特定のデータ形式用のデータプラグインが見つからない場合は、LabVIEW DataPlugin SDKを使用して作成することができます。また、SDKを使用すると、新しいデータプラグインを任意のWindowsコンピュータにインストールするインストーラを作成することもできます。以下の情報については、『LabVIEW DataPlugin SDK User Manual』(英語) を参照してください。

  • LabVIEWデータプラグインタイプ
  • LabVIEWを使用してデータプラグインを作成する
  • チャンネル長の制限
  • サポートされるデータタイプと変換
  • 名前の規則
  • サポートするLabVIEWのバージョン

データプラグインを使用して、ATML 2.0から情報を読み取るサンプルについては、labview\examples\File IO\DataPlugins\ATML\DataPlugins - ATML.lvprojファイルを参照してください。