シングルポイントソースモード
- 更新日2025-04-17
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シングルポイントソースモードでは、ソースユニットが実行中状態になったときにシングルソース構成が適用されます。その後は、動的にソース構成を更新できます。
シングルポイントソースモデル
以下のステップは、シングルポイントソースモードを開始した際のソースユニットの通常の動作を示します。
- (オプション) ソースユニットはソーストリガを待機します。
- ソースユニットはソース構成を更新します。
- NI-DCPowerソース遅延プロパティで指定された時間だけ待機したあと、ソースユニットは以下の図に示すように「ソース完了イベント」を生成します。
- (オプション) NI-DCPower測定タイミングプロパティがソース完了後に自動実行に設定されている場合、メジャーユニットはソース完了イベントの生成後に測定を行います。
メモ シングルポイントソースモードでは、ソースユニットを制御できるのはソーストリガのみです。そのため、シーケンスアドバンストリガは使用できず、開始トリガをなしに設定する必要があります。
メモ PXI-4110およびPXI-4130は、トリガ、イベント、またはソース完了後の自動測定をサポートしていません。これらのデバイスでは、「実行中」状態になった後、ソースユニットはトリガを待機せず、またはイベントを生成せずにソース構成を単に更新するのみで、メジャーユニットはソース完了後に自動的に測定を行うことができません。
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シーケンスは、NI-DCPowerチャンネルへの一連の出力で構成されます。単純シーケンスでは、一連の電圧出力か電流出力のいずれかを指定できます。上級シーケンスを使用すると、シーケンスステップごとに複数のプロパティを設定できます。