配線に関する注意点
- 更新日2025-08-27
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ワイヤを効率的に配線することによって、ブロックダイアグラムの外観を改善します。効率の悪い配線によってエラーが発生するとは限りませんが、これによりブロックダイアグラムの解釈やデバッグが困難になり、VIが実行しない動作が実行されるように表示される可能性があります。
オブジェクトの下のワイヤ
ワイヤの上にオブジェクトを配置しないでください。端子またはアイコンをワイヤ上に配置すると、接続されていない端子またはアイコンが接続されているように表示されます。また、アイコンまたは端子上にワイヤをドラッグすると接続されているように表示されますが、実際にワイヤはアイコンの下にあります。
隠れたワイヤセグメント
ストラクチャの境界線の下または重複されたオブジェクト間でワイヤを配線すると、LabVIEWはそれらのワイヤの一部を非表示にする場合があるので、そのような配線は回避してください。以下の図に示すように、トンネルを移動したり、ストラクチャを拡張することで、誤って非表示のワイヤを作成する可能性があります。
以下の図に示すように、非表示のワイヤセグメントが再度表示されるように、定数に接続されたワイヤセグメントをドラッグしたり、定数を移動したり、ストラクチャのサイズを変更することができます。また、ワイヤを右クリックして、ショートカットメニューからワイヤを調整を選択して、ワイヤの隠れた部分を表示することもできます。すべての既存のワイヤを自動的に経路設定して、ブロックダイアグラムでオブジェクトを再配置するには、編集»ダイアグラムをクリーンアップを選択します。ブロックダイアグラムツールバーのダイアグラムをクリーンアップボタン
をクリックするか、<Ctrl–U>キーを押して、ブロックダイアグラムをクリーンアップすることもできます。(macOS) <Command–U>キーを押します。(Linux) <Alt–U>キーを押します。