LabVIEW Webサービスの改善点
- 更新日2025-08-27
- 2分で読める
LabVIEW 2020では、LabVIEW Webサービスを開発するための機能に加え、WebサービスをNI Webサーバにパブリッシュするための機能を提供します。アプリケーションWebサーバへのパブリッシュも引き続きサポートされます。
NI Webサーバは、LabVIEW WebサービスやNIが作成したSystemLinkサービスなどのユーザが作成したサービスをホストできる堅牢なWebサーバです。NI Webサーバは、Webアプリケーションを一般的なWebセキュリティの脅威から保護し、エンタープライズ級のデータサービスに高度なスケーラビリティを提供してデバイス管理を可能にします。
メモ NI WebサーバはWindows (64ビット) のみをサポートします。アプリケーションWebサーバは、Windows (32ビットおよび64ビット) およびRTターゲットの両方をサポートします。
Webサービスは、スタンドアロンアプリケーション、パッケージ、またはパッケージインストーラを通じてNI Webサーバにパブリッシュできます。NI WebサーバーでSSL (Secure Sockets Layer) 暗号化を有効にするか、各ユーザ役割に異なる権限を割り当てることにより、WebクライアントとLabVIEW Webサービス間のセキュアな通信を確立できます。
Webクライアントへのデフォルトの応答形式が、XMLからJSON文字列に変更されました。WebブラウザでWebサービスからのデータを表示し、相互作用するユーザインタフェースを作成する場合は、WebVIをWebサービスに統合してください。
WebVIの詳細については、『LabVIEW NXG Web Module Manual』を参照してください。