ここで指すトークンとは自動的に情報を生成する文字列で、レポートのヘッダおよびフッタで使用すると便利です。トークンを使用して、レポートにページ番号やタイムスタンプを入れることができます。文字列を受け入れるレポート生成VIまたはレポートExpress VIのパラメータでトークンを使用できます。標準およびHTMLレポートとのみトークンを使用することができます。

たとえば、「簡易テキストレポートを作成」VIを使用している場合、トークン<page>をフッタ文字列の1つに入力すると、そのレポートのすべてのページのフッタにページ番号が追加されます。

以下の表はLabVIEWで使用可能なトークンを示します。

トークン 説明
<tab> (Windows) HTMLレポートでは、LabVIEWはこのトークンを<br>として解釈します。
<page> 現在のページ番号。HTMLレポートではこのトークンは無視されます。
<pages> 総ページ数。HTMLレポートではこのトークンは無視されます。
<pagenofm> レポートの総ページ数と現在のページ番号。HTMLレポートではこのトークンは無視されます。例:7/30
<shortdate> xx/xx/xx形式の現在の日付。例:1998年10月5日
<longdate> Day, Month, Date, Year形式の現在の日付。月、日、年の順番は、ご使用のオペレーティングシステムの日付の設定形式に従います。例:05.10.98
<time> Hour:Minute:Second AM/PMの形式による現在時刻。デフォルトでは、ご使用のコンピュータの時間設定に従います。例:1:58:22 PM
<newline> レポートに改行を挿入します。