構成ファイルVIで、Windows構成 (.ini) ファイルの読み取りおよび作成を行い、プラットフォームに依存しない形式で、パスなどのプラットフォーム特有のデータを書き込みます。これにより、これらのVIで生成するファイルを複数のプラットフォーム上で使用できます。

メモ Windows構成ファイルの構成ファイルVIは、ANSI形式でのみ使用できます。

以下の手順に従って、構成ファイルVIを使用します。

  1. 構成データを開く」VIをブロックダイアグラムに追加して、構成データオブジェクトのリファレンスを開きます。構成データオブジェクトは、オペレーティングシステムの構成の環境設定です。
  2. 構成データオブジェクトのリファレンスを開いた後、各データタイプについて「キーを読み取る」VIおよび「キーを書き込む」VIを使用し、ユーザによって入力された値の読み取りと書き込みを行います。
    メモ 「キーを書き込む」VIはメモリ内のデータのみを修正します。
  3. 構成データを閉じる」VIをブロックダイアグラムに追加して、構成データオブジェクトのリファレンスを閉じます。VIを実行することによって、構成データオブジェクトの現在の内容を構成ファイルに書き込むことができます。
メモ 構成ファイルに書き込み?入力をTRUEに設定した「構成データを閉じる」VIを呼び出すまで、LabVIEWはファイルに書き込みません。