メンバーVIのアクセススコープを設定して、ユーザによるメンバーVIへのアクセスを制御します。以下の手順に従って、メンバーVIのアクセススコープを設定します。

  1. プロジェクトエクスプローラウィンドウで、変更したいメンバーVIのアクセスのクラスまたはインタフェースのプロジェクト項目を右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択します。クラス/インタフェースロパティダイアログボックスが表示されます。
  2. カテゴリリストから項目設定を選択します。
  3. LabVIEWクラスまたはインタフェースの項目のアクセススコープをカスタマイズするには、項目設定ページの内容リストから項目を選択します。
  4. アクセススコープセクションで、以下のオプションから選択します。
    • パブリック―すべてのVIがメンバーVIをサブVIとして呼び出せます。
    • コミュニティ―クラスまたはインタフェースのフレンド、クラスまたはインタフェースのメンバー、またはフレンドライブラリのメンバーであるVIのみがメンバーVIを呼び出すことができます。コミュニティメンバーVIにはプロジェクトエクスプローラウィンドウで濃い青の鍵グリフが表示されます。
    • プロテクト―同じクラス/インタフェースまたは派生クラス/インタフェースのVIのみがメンバーVIを呼び出すことができます。プロジェクトエクスプローラウィンドウでは、プロテクトスコープのメンバーVIには黄色いキーグリフが表示されます。
    • プライベート―同じクラスまたはインタフェースのVIのみがメンバーVIを呼び出すことができます。プロジェクトエクスプローラウィンドウでは、プライベートメンバーVIに赤い鍵グリフが表示されます。
    • 指定しない―このオプションは、フォルダを選択する場合のみ表示されます。フォルダには指定されたアクセス項目がありません。アクセスはパブリックです。
  5. アクセススコープを変更するすべての項目に対して手順3と4を繰り返します。
  6. OKボタンをクリックし、クラス/インタフェースプロパティダイアログボックスを閉じます。