コードスニペットを再利用する
- 更新日2025-08-27
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ブロックダイアグラムのコードスニペット (VIスニペット) を保存して再利用したり、他のLabVIEWユーザと共有することができます。コードは、.png画像ファイルに埋め込まれます。画像にはコードの図が表示され、指定した実際のコードも含まれています。
ブロックダイアグラムからコードスニペットを再利用するには、以下の手順に従ってください。
- ブロックダイアグラムでコードの一部を選択します。
メモ このとき、未保存のサブVIが含まれる部分は保存しないでください。サブVIを含むコード部分を選択するには、まずそのサブVIをディスクに保存する必要があります。
- 編集»選択範囲からVIスニペットを作成を選択します。
- 表示されるダイアログボックスで、VIスニペットを保存したいディレクトリを選択または参照します。
- OKボタンをクリックします。
- (WindowsおよびmacOS) (オプション) .pngファイルを保存先ディレクトリからドラッグし、ブロックダイアグラムにドロップします。ファイルに保存されている実際のコードが表示され、コードの未接続ワイヤに制御器と表示器が自動的に配線されます。
- (オプション) .pngファイルは、以下のいずれかの方法で他のLabVIEWユーザとを共有できます。
- ファイルをEメールなどのWebドキュメントに添付します。(WindowsおよびmacOS) 他のユーザは、ファイルをダウンロード後にそのファイルをブロックダイアグラム上にドラッグアンドドロップすることで、コードを使用できます。
- 画像をメッセージフォーラムなどのHTMLページに組み込みます。(WindowsおよびmacOS) 他のユーザはその画像をブロックダイアグラムにドラッグすることで、コードを使用できます。
| メモ (Linux) VIスニペットを保存、共有してコードの画像を表示することはできますが、VIスニペットをブロックダイアグラムにドラッグアンドドロップしてコードを使用することはできません。 |
サブVIは.pngファイルに埋め込まれません。.pngファイルをブロックダイアグラムにドロップする際、VIスニペットで呼び出されるサブVIはコンピュータに保存されている必要があります。そうでなければVIスニペットのコードが壊れます。
VIスニペットの.pngファイルを画像編集ソフトウェアで開くと、VIスニペットを保存したLabVIEWのバージョンが画像の右上に表示されます。VIスニペットのコードを使用するには、実行しているLabVIEWバージョンがVIスニペットを保存したバージョンと同じか新しいものである必要があります。
| メモ VIスニペットの.pngファイルを画像編集ソフトウェアで保存すると、その.pngファイルからコードが削除される可能性があります。そのような.pngファイルをブロックダイアグラムに追加すると、コードではなく画像だけが表示されます。コードが削除されないようにするために、.pngを画像編集ソフトウェアで保存しないでください。 |