マウスダウン?イベントケースのダイアログボックスでユーザにプロンプトする
- 更新日2025-08-27
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ダイアログボックスでユーザにプロンプトするイベントケースを使用すると、VIで予期しない動作が発生する可能性があります。たとえば、数値制御器で、マウスダウン?イベントを使用して、ダイアログボックスでプロンプトするようにイベントケースを構成すると、増分矢印や減分矢印を含めて、数値制御器をクリックしたときに、イベントストラクチャが応答し、ダイアログボックスが表示されます。マウスボタンを押している途中でダイアログボックスが表示され、マウスボタンを離してもこのダイアログボックスが表示され続けるため、ダイアログボックスが通知を受け、数値制御器はマウスボタンの状態の変化を通知されません。ダイアログボックスを閉じると、数値制御器が前回のマウスダウン?イベントへの応答を再開し、マウスボタンを押していないのに制御器の減分または増減を無限に続ける可能性があります。
この問題を回避するために、マウスダウン?イベントを処理するイベントケースの内部でダイアログボックスを使用しないことをお勧めします。代わりに、マウスアップイベントケース内またはイベントストラクチャ外でダイアログボックスを使用してください。