LabVIEWクラスまたはインタフェースをロックして、プライベートメンバーVIへのアクセスを防止することができます。その結果、アプリケーションでエラーが発生することを防止することができます。プロジェクトライブラリと同様に、LabVIEWクラスまたはインタフェースにパスワード保護を追加してもメンバーVIにパスワード保護は追加されません。メンバーVIは個々にパスワード保護する必要があります。

LabVIEWクラスまたはインタフェースをロックする

以下の手順に従って、LabVIEWクラスまたはインタフェースをロックします。

  1. LabVIEWクラスまたはインタフェースを右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択します。クラス/インタフェースロパティダイアログボックスが表示されます。
  2. 保護ページで、ロック (パスワードなし) またはパスワード保護を選択して、LabVIEWクラスまたはインタフェースをロックします。
    1. パスワード保護を選択した場合、パスワードを入力ダイアログボックスでパスワードを入力し、再度入力して確認します。
    2. OKボタンをクリックしてパスワードを入力ダイアログボックスを閉じ、クラス/インタフェースプロパティダイアログボックスに戻ります。
  3. OKボタンをクリックします。

LabVIEWクラスまたはインタフェースをロック解除する

LabVIEWプローブ上のロックされたクラスのプライベートデータ、またはロックされたクラスまたはインタフェースのメンバーVIを表示するには、クラスまたはインタフェースのロックを解除する必要があります。以下の手順に従って、クラスまたはインタフェースをロック解除します。

  1. クラスまたはインタフェースを右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択します。クラス/インタフェースロパティダイアログボックスが表示されます。
  2. 保護ページで、ロックなし (パスワードなし) を選択します。クラスまたはインタフェースがパスワードでロックされている場合、認証ダイアログボックスにパスワードを入力して確認をクリックして、クラス/インタフェースプロパティダイアログボックスに戻ります。
  3. OKボタンをクリックします。
メモ クラスまたはインタフェースをロックすると、詳細ヘルプ一般プローブのクラスまたはインタフェースの外観に影響します。また、LabVIEWクラスはパレットでロックされたクラスまたはインタフェースのプライベートメンバーVIを非表示にします。パレットに加えた変更は、次回LabVIEWを起動すると有効になります。
メモ クラスのプライベートデータ制御器をVIのフロントパネルに追加すると、LabVIEWはクラスをロックします。制御器をVIから削除してもクラスのロックは解除されません。その代わりに、メモリからクラス制御器を削除するには、制御器を削除してVIを閉じるか保存する必要があります。