グラフィック形式VI
- 更新日2025-08-27
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.bmp (ビットマップ)、.png (Portable Network Graphics)、.jpg (Joint Photographic Experts Group) ファイルなどの複数の標準グラフィックファイル形式にデータを読み書きするには、グラフィック形式VIを使用します。このVIを使用すると、以下のタスクを実行できます。
- グラフィックファイルからデータを読み取り2Dピクチャ制御器に表示する。
- データを読み取り画像を処理する。
- 画像を書き込んで他のアプリケーションで表示する。
LabVIEWでは、カラー深度によって各点が異なる2D配列でビットマップデータが保存されます。たとえば、モノクロつまり1ビット画像の場合、各点はブール値です。4ビットおよび8ビット画像の場合、各点はカラーテーブル内の指標です。24ビットTrue-Color画像の場合、各点は赤、緑、および青 (RGB) の値を混合したものです。
グラフィックファイルの読み書きを行うVIは、単純で平坦化された形式のデータを利用します。これは、1D配列に格納されたデータを使い、画像ファイルをディスクに書き込む方法に似ています。これらの画像ファイルはピックスマップで、概念はビットマップと同じです。「平坦化ピックスマップ描画」VIを使用して、この平坦化されたデータを直接表示します。
2D配列としてデータを処理するには、「ピックスマップを非平坦化」VIおよび「ピックスマップを平坦化」VIを使用して、そのデータを適切な形式に変換します。