TDMストリーミング (TDMS) ファイル形式には、1.0と2.0という2つのバージョンがあります。バージョン2.0には、1.0のすべての機能と追加機能があります。

表 35. TDMSバージョン1.0とバージョン2.0の比較
TDMSファイル形式バージョン 機能
1.0 以下を含む基本的なファイル操作機能
  • TDMSファイルに対するデータの読み書き
  • プロパティを取得および設定する
2.0 すべての1.0機能に加え、以下が含まれます。
  • インタリーブデータをTDMSファイルに書き込むことができます。
  • TDMSデータを異なるバイト順序またはエンディアン形式で書き込むことができます。
  • オペレーティングシステムのバッファを使用せずにTDMSデータを書き込むことができます。そうすることで、特にRAID (Redundant Array of Independent Disks) システムでのパフォーマンスが大幅に向上します。
  • NI-DAQmxを使用して、未処理データをスケール情報と一緒にTDMSファイルに書き込むことができます。
  • ファイル形式バージョン2.0では、単一のヘッダが複数の連続データに使用されるため、連続データ収集のパフォーマンスが最適化されます。これにより、単一の値の集録のパフォーマンスが向上します。
  • ファイル形式バージョン2.0では、TDMSファイルへの非同期書き込みがサポートされています。非同期書き込みでは、アプリケーションで書き込み関数が終了するのを待機せずに、ファイルへのデータの書き込み中にメモリでデータ処理を行うことが可能になります。

TDMSを開く」関数を使用して、TDMSファイルに作成するバージョンを指定できます。TDMSファイルは、「TDMS形式変換」VIを使用してバージョン1.0と2.0の間で変換することができます。