一般エラー処理VIを使用してカスタムエラーコードを定義する
- 更新日2025-08-27
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以下の手順に従って、一般エラー処理VIを使用してカスタムエラーコードを定義します。
- ブロックダイアグラム上に「一般エラー処理」VIを追加します。
- [ユーザ定義コード]入力を右クリックして、ショートカットメニューから作成→定数を選択します。配列が表示されます。
- 数値定数をダブルクリックして、配列に-8999~-8000、5000~9999、または500,000~599,999の数値を入力します。例: 5008.を入力します。
- [ユーザ定義説明]入力を右クリックして、ショートカットメニューから作成»定数を選択します。別の配列が表示されます。
- 文字列定数をダブルクリックして、ユーザ定義の説明の配列に説明を入力します。たとえば、「このメッセージを無視」と入力します。
- エラー入力を右クリックして、ショートカットメニューから作成»定数を選択します。ブール定数、数値定数、および配列を含むクラスタが表示されます。
- 操作ツールを使用して、ブール制御器をTRUEに設定します。
- 数値定数をダブルクリックして、[ユーザ定義コード]定数に表示される数値と同じ数値を入力します。
メモ 手順6~8の代わりに、指定されたエラーコードの入った数値定数を「エラーコードからエラークラスタ」VIに配線することもできます。次に、「エラーコードからエラークラスタ」VIのエラー出力を「一般エラー処理」VIのエラー入力に配線します。
- VIを実行します。エラーダイアログが表示され、カスタマイズされたエラーコードと説明が表示されます。エラーダイアログボックスの継続ボタンをクリックします。
- 「一般エラー処理」サブVIをダブルクリックしてフロントパネルを開きます。カスタムエラーコードを定義したVIを開き、再実行します。継続ボタンをもう一度クリックすると、「一般エラー処理」VIのフロントパネル上のメッセージテキストボックスに、エラーダイアログと同じカスタマイズされたエラーコードと説明が表示されます。
XMLベースのテキストファイルを作成して、テキストファイルにエラーコードとメッセージを追加して、カスタムエラーコードを定義することもできます。