他のアプリケーションからデータを読み取る場合など、プログラム的にデータを読み取るVIや他のアプリケーションがデータを元のデータタイプに戻すことができない場合は、バリアントデータを使用します。また、バリアントデータを使用して、データタイプがタイムスタンプや警告などの属性を許可しない場合に、読み書きするデータにそれらの属性を追加することもできます。

バリアントへ変換」関数を使用して、データ接続に書き込むデータをプログラム的にバリアントデータに変換します。以下のブロックダイアグラムは、温度の読み取り値を連続して集録し、そのデータをバリアントデータに変換し、タイムスタンプを属性としてデータに追加します。

他のVIがライブデータを読み取る場合、そのVIはバリアントデータを操作可能なデータタイプに変換する必要があります。以下のブロックダイアグラムは、温度データを連続して読み取り、バリアントデータを温度読み取り値に変換し、各読み取り値に対応するタイムスタンプ属性を取得して、フロントパネルに温度とタイムスタンプを表示します。