XControlメソッドでは、XControlのユーザがXControlをプログラム的に構成することができます。XControlのユーザは、インボークノードを使用してXControlのメソッドを呼び出します。LabVIEWは、カスタムXControlメソッドをユーザが呼び出した後「外観」VIを呼び出します。メソッドをインボークすることで表示状態が変化した場合、XControlがその外観を更新できるように、「外観」VIは表示状態を更新します。この場合、表示状態を変更イベントが外観VIに生成されます。

XControlライブラリでは、各XControlのメソッドはVIによって表されます。

以下の手順に従って、XControlライブラリにメソッドを追加します。

  1. XControlライブラリを右クリックして、ショートカットメニューから新規»メソッドを選択して、新規メソッドをXControlライブラリに追加します。LabVIEWはXControlライブラリに新規メソッドを作成します。
  2. XControlライブラリでメソッドをダブルクリックして、メソッドのパラメータを表す制御器と表示器を追加します。

メソッドVIを編集する

メソッドVIは、XControlメソッドを表します。メソッドVIには、表示状態制御器、表示状態、コンテナ状態、およびエラー表示器が含まれます。LabVIEWは上記の制御器または表示器を使用して、表示状態をメソッドに渡して、エラー情報のすべてを回収します。

制御器または表示器を追加して、メソッドのパラメータを表します。パラメータは、入力、出力、または入出力のパラメータにすることができます。VIに追加する各制御器または表示器は、1つのみのパラメータの一部として使用できます。LabVIEWは制御器または表示器の名前をパラメータ名として使用します。

メモ パラメータが入出力パラメータの場合、制御器/表示器のペアを使用してパラメータを表す必要があります。制御器/表示器のペアは同じデータタイプである必要があります。

制御器または表示器をコネクタペーンに配線します。メソッドを右クリックして、ショートカットメニューからメソッドを構成を選択し、メソッドを構成ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスを使用して、メソッドに追加したパラメータを構成します。

VIを削除するには、VIを右クリックして、プロジェクトから削除を選択します。