以下の手順に従って、TCP関数を使用してTCPサーバを作成します。

  1. 「TCPリスン」VI、または「TCPリスナを作成」および「TCPリスナを待機」関数を使用して、接続を待機します。サーバのポート、またオプションとしてサービス名を指定する必要があります。このポートまたはサービス名はクライアントがアクセスを試みるポートまたはサービス名と同じでなければなりません。
    • TCPリスンVI
    • 「TCPリスナを作成」関数
    • 「TCPリスナを待機」関数
  2. 接続が確立された場合、「TCP書き込み」関数を使用して、クライアントにメッセージを送信します。データはクライアントが受け入れることが可能な形式である必要があります。
  3. 「TCP読み取り」関数を使用して、クライアントからメッセージを読み取ります。
  4. 「TCP接続を閉じる」関数を使用して接続を閉じます。

TCPサーバのサンプルについては、以下のVIを参照してください。

  • labview\examples\Data Communication\Protocols\TCP\TCP Named Service\TCP Named Service.lvproj